NHK総合 『NHKスペシャル』 司馬遼太郎思索紀行 この国のかたち 第1集 “島国”ニッポンの叡智 21:00〜21:50

録画済。

2016年2月、没後20年を迎え、今も幅広い世代に読み継がれている国民作家・司馬遼太郎。日本、そして日本人とは何か?。終生問い続けてきた司馬の日本人論の集大成であり、半世紀にわたる思索の結実が『この国のかたち』である。今回、NHKは司馬が『この国のかたち』を書く際に編集者たちと交わした膨大な手紙や当時を知る関係者を取材。そこから浮き彫りになった巨人最後のメッセージを2回にわたり読み解いていく。番組ナビゲーターは、俳優の香川照之さん。
第1回目は、“辺境の島国”という立地が日本文化をどうかたち作ったのかに焦点を当てる。辺境ゆえに海の向こうから来る普遍的な文化に憧れ続けた日本。司馬は、鎖国下の長崎・出島の好奇心や、大陸への玄関口・壱岐の異国崇拝の風習、東大寺に伝わる神仏習合の秘儀など、時空を自在に行き来して島国日本の基層に迫った。番組では、”日本のかたち”を象徴する様々な歴史的景観を映像化しながら、「日本人とは何か」を追い求める司馬の思索の旅をたどっていく。
【ナビゲーター】香川照之 【朗読】小林薫

NHK 番組HPより