NHKBSプレミアム 『真田丸』#12 “人質” 18:00〜18:45

録画済。


小牧長久手ナレ終了。素晴らしい(本気で誉めている)。
今回はオアシス上杉家だなあ。
景勝「なんとかならぬか」
直江「なりませぬ!」
景勝「わしは決して真田を見捨てぬと約束した。したからには、わしは真田を助ける!」
直江「………そうおっしゃると思い、領内から動ける者を取り急ぎ戦える者を集めておきまし、た」
読点入ったよね読点。かわゆす。
兼続(村上新悟)は景勝(遠藤憲一)のこういうとこ込み仕事してるんだよね。ご苦労お察しいたします(苦笑)。
鉄火起請*1ってあれだ、タイムスクープハンターで見たやつ。→http://d.hatena.ne.jp/moonblue/20120605/p2
梅ちゃん(黒木華)で遊ぶきりちゃん(長澤まさみ)。でもあれはきりちゃんだけに見せる顔だよね(苦笑)。
そしてきりちゃんは本音の後に茶化しちゃういじらしさ。
「私には分かってます、自分がどこへ行くのか。源次郎様が行く所」
「怖かった?この女おっかないと思った?」
「大丈夫、身の程はわきまえてますから」
すえが生れた時の、きりちゃんのあの嬉しそうな笑顔は本物。
オットが今回何にも起こっとらんがなと言うてましたが、ドラマ的にはてんこ盛りじゃん。上杉家、愛の劇場(笑)。まあ、昔懐かし“『新選組!』withほぼ日テレビガイド”でいう“道の回”といったところでしょう。でもこういう回が大事なんです。源次郎と景勝の信頼関係が築かれていく様子に1話を費やす。贅沢。ここ最近の大河はこの手の人間ドラマが全くと言っていいほど描かれてなかったと思うのよ。歴史って人間関係で成り立ってるはずなんですけどねえ。
だから弥が上にも盛り上がるラスト。
「御屋形様甘えついでにもう一つだけお願いしたき事がございます」
「申してみよ」
「私と三十郎をその100名に加えては頂けませんか?」
「調子に乗るな!」
「真田の行く末が懸かったこの戦どうしても加わりたいのです!」
「戦のために人質を返すなど聞いた事がないわ」
「許そう」
「御屋形様!」
「おぬしがおれば安房守も心強かろう。そばにいてやれ源次郎」
「かしこまりました」
「存分に戦ってこい!そして戦が終わったら必ずまた戻ってこい」
「はっ!」
理想の父と現実の父の間で、源次郎は着々と成長していくんだろうなあ。


ツイより。

https://twitter.com/turugijp/status/714121993491091457
「うわあ、上杉景勝、めっちゃいい人だ。キルヒアイスみたいないい人だ。このいい人、どうなってしまうんだっけか」とwikiを見に行き、ちょっとホッとしたと言うのが今日の出来事。#真田丸

https://twitter.com/T_Momobayashi/status/714119578494697472
「慕わしい」とはよい言葉。景勝様も嬉しかっただろう。それから、顔は見えなかったけれど、聞いていた兼続様も嬉しかっただろう。直前に「言葉が過ぎる」と叱ったくらいだから、きっと表情には出さずとも「だろ?」と得意になる、くらいの心境だったんじゃないか、と思うと何だか可愛い。 #真田丸

https://twitter.com/yutaroo000/status/713760596664057856
描いてるうちになんか怒られそうだなって我に返ってやめた

あれ?これ#丸絵ついてないのね。しかし最初にセコムって言ったひとはネ申だわ。


余話1。兼続語録を少し。
「斬り捨てますか?」←早いな!。副長(山本耕史)の「切腹」に匹敵、いや上をいく(笑)。
「できるものならかなえてさしあげたい」←なんつう目。愛だね愛。
「おかげでわしの仕事が増えたー」←意外に素直な心情を漏らすんだよな。この後も。他の家臣の前では絶対にこんなん言わんでしょ。
「戦のために人質を返すなど聞いた事がないわ」←バグった(笑)。
「許そう」「御屋形様!」←首ぐりん好き首ぐりん。
余話2。「幸村は第一次上田合戦に参加しとらん。史実と違う」とか言い出すヤツいるよね。そうでもないらしい説もあるよん。→第一次上田合戦で幸村も戦った? 「不参加」通説覆す学説浮上

*1:丸島先生のツイで思い出した。そうだよ信長やってたよ。http://www.nobunaga-lab.com/labo/07_ibutu/07-01_ituwa/002-higishou.html