NHKBSプレミアム 『真田丸』#48 “引鉄” 18:00〜18:45

録画済。


治長(今井朋彦)と治房(武田幸三
信吉(広田亮平)と信政(大山真志
源三郎(大泉洋)と源次郎(堺雅人
それぞれの兄弟のかたち。
近くにいるのにわからなくて、遠くはなれていてもわかってくれて、わかってもらえると信じてる。

城内でも過激派の代表ともいうべき大野主馬は、兄の修理の無能と優柔不断が作戦方針の不統一をまねいているとし、兄を血祭りにあげねばとうてい豊臣家はすくえないという意見をつねづね洩らしていた。主馬の家来の成田勘兵衛がそれをきき、その従者を刺客に仕立てて放ったにちがいない。
(中略)
家康はこれをきき、すぐさま
「修理に見舞の者を出してやれ」
と、その措置をとった。修理に恩をかけることによって城内の他の者から修理と家康の関係をうたがわせ、それによって城内の対立を深刻にしようと家康はおもったのである。
どんな小さな事象でも、この老人にとって調略のたねにならぬということはないらしい。

司馬遼太郎『城塞』(新潮社)“刺客”より抜粋

“調略の内”の頃が既に懐かしいよ(涙)。

「戦が始まる時はいつもこうだ。一度動き出せばまるで暴れ牛のように前へ進んでいく。誰も止めることはできん」by石田三成山本耕史

真田丸』22話“裁定”より 

有楽斎(井上順)がいなくなり徳川との繋がりが切れ、大蔵卿局峯村リエ)が封じられ牢人たちが放たれる。負の目を排除したはずなのに更に負の目。こういう三谷さんの容赦ないとこホント好きだな。


利休(桂文枝)の馬上筒。RPGみたい(爆)。三谷さんの仕掛けに拍手。

https://twitter.com/natsu_shigure/status/805406492543238144
あの銃は利休さんから「あんたの業にはこれがふさわしゅうございまんな。お代は、ほな、あんたの命ということで」と渡されたものと妄想してみる。#真田丸

フリントロックの銃っててっきり17世紀*1からと思ってたら、原型は16世紀半ばにはあったようで*2、ギリOKなのかな。

https://twitter.com/katchusi/status/805380318928584704
上から射撃するためには、射撃音に驚かぬよう馬を調教せねばならない。画像は徳川家康に仕えた砲術師稲富伊賀守裕貴祐直を祖とする稲富流秘伝書。手足の位置を正確に解説するために裸で描かれているが、褌が派手である必要はない。髪型から少年であることがわかる。サービスかもしれない #真田丸

サービス(笑)。

https://twitter.com/ketsuago/status/805379983128395776
最終回は、ひとりだけ生き残ったきりちゃんが徳川に侍女としてもぐりこみ、家康に毒入り天ぷら食わして源次郎のカタキを取る的な展開を希望  #真田丸

うん、きりちゃん(長澤まさみ)は死んじゃだめだよ。

*1:いや、今17世紀ですけど、利休は1591年に死んでるんで。

*2:http://www.um.u-tokyo.ac.jp/mobilemuseum/exhibition_201002.htmlhttp://www.warbirds.jp/ansq/4/D2000648.html