NHKBSプレミアム 『龍馬の遺言』 19:30〜21:00

録画済。

明治16年、世は幕末の英雄・坂本龍馬ブームにわいていた。そんな中、歴史の闇に埋もれたその最後の大勝負を知るふたりの男が再会する。元福井藩主・松平春嶽筒井道隆)と、元土佐藩士・岡本健三郎(伊藤淳史)。ふたりが語り出すのは、龍馬(新井浩文)の死によって失われてしまった理想の新国家の夢。何が失われたのか。そして誰が龍馬を殺したのか。龍馬が生涯の全てを賭けた“最後の30日”が、いまよみがえる――。

NHK 番組HPより

『龍馬 最後の30日』は土佐・福井藩説、今回は割と定番京都見廻組か。龍馬は誰に殺されたのか、英雄か詐欺師か。
いずれにせよ永井玄蕃(宇梶剛士)が感じた“恐怖”……来たるべき未来、いわゆる時代によって龍馬は死んだ。……と、約50年前に司馬さんが言ってますけどね(爆)。
維新後、しばらく忘れられた龍馬。明治16年(1883年)坂崎紫瀾の『汗血千里駒』でブームが起き、明治37年(1904年)“皇后の奇夢”で再びのブーム。そのお話は1月2日の『美子伝説』でということで。
成河さんが、短い出番ながらも好演でした。美しく静かで才気走ってない聡明さの、とても「どうすればよかったのじゃっっ」*1と勝にぶちまけなさそうな(苦笑)切ない慶喜大政奉還前も観てみたかったな。

*1:『組!』の今井さんの慶喜ね。