『浪花花形歌舞伎』@大阪松竹座


第一部 2F-6-11・12
敵討天下茶屋聚
安達元右衛門・片桐造酒頭(二役):翫雀/東間三郎右衛門:愛之助/安達弥助:薪車/早瀬源次郎:亀鶴/早瀬伊織:扇雀/伊織妻染の井:孝太郎/人形屋幸右衛門:進之介/他
うーん、この演目を選んだ意図がよくわからない。盛り上がりに欠けるのよねー。出色は翫雀さんだったとは思うけど………。


第二部 2F-6-9・10
雨の五郎
曽我五郎時致:進之介
いつものことだけど、この踊り短すぎて感想が書けない。


色彩間苅豆 かさね
腰元かさね:孝太郎/百姓与右衛門実は久保田金五郎:愛之助/他
孝太郎さんのかさねは見応えあり。最後、橋の上ですうっと立つとこなんか本物のお化けが伸び上がったように見えて、背中に悪寒。


曽根崎心中
天満屋お初:扇雀/平野屋徳兵衛:翫雀/油屋九平次:亀鶴/平野屋久右衛門:竹三郎/他
竹三郎さんの演技にはいつも泣かされるなあ。



第三部 2F-6-11・12
夏祭浪花鑑
団七九郎兵衛:愛之助/一寸徳兵衛:亀鶴/玉島磯之丞:薪車/団七女房お梶:孝太郎/釣船三婦:翫雀/三婦女房おつぎ:竹三郎/他
35歳の愛之助さんの団七を観れて嬉しい。お稽古時間も短く充分にこなれてないとは思うものの、若さの持つ勢いと熱気は充分伝わってきた。5年後くらいに松竹座の七月大歌舞伎あたりで、もう一度観てみたいな。