なんかこれすごい心理ミステリーだな。ちょっと趣は違うけど『眠れぬ森』を思い出す。
三波さん（今井雅之）のおかげでネガティブ善男を飲み込んだ喜多さん（小日向文世）。言いたいことをぶちまけて、全てを知ってることをぶちまけて………はたして楽になったんだろうか。
みずほとの、誰も知らない思い出の場所に向かう喜多さん。みずほ（小西真奈美）には何が何でも思い出してもらわないと。もう喜多さんの死を願うひとはいないんだから。
あれ？杉本（生瀬勝久）のパシリの子が、喜多さんのカバンに付けた発信機ってまだ生きてるよね？だから寸でのところで喜多さん助けたんだもんね……………走れ杉本ーーー（爆）。結局、森脇（要潤）の件も彼がつきとめそうだし、杉本の肩に全部かかってるような（笑）。
しかし演技巧者揃いで楽しいね。統一喜多さんは、今までの喜多さんでもなくネガティブ善男でもない、誰も知らない“喜多善男”だった。こひさんナイス。そして森脇。本性が出てきて危険な香りのする男。最初の頃と顔つき違うもん。美形度アップしたんじゃなかろか要君（笑）。見事に悪の華を咲かせております。
