『シアターガイド』2009/11

シアターガイド 2009年 11月号 [雑誌]

シアターガイド 2009年 11月号 [雑誌]

“劇顔”に山本耕史なら買うでしょー。ここ2年くらい立ち読みなのでした(爆)。プライオリティとしては『演劇界』の方なんだよね。1,200円は高いけど、歌舞伎万年初心者としては情報を得る以上に、勉強*1という目的もあるので。

  • 以下諸々
    • 新感線につきましてはすでに来年の舞台に魂が飛んでってます。鬼爆笑しちゃうぜ。http://www.bara-samu.com/
    • 『ヘンリー六世』はNHKとかでやってくんないかな。
    • 『ガス人間第1号』は名古屋無いんだよねえ(泣)。伊原さん出るし中ちゃんも出るのに。
    • p1の“シアターガイド的演劇人名辞典”の矢代静一氏。浮世絵師三部作の『北斎漫画』だけ観たことないんだけどここ最近じゃ舞台化されてないよね?。誰かやらないかな。スズカツさんはダメです(爆)。あ、スズカツ版『宮城野』はスルーしてしまいました。顕さんは良い出来らしいんだけどお相手が…(汗)。
    • 『宮城野』といえば映画の公開はいつかと気をもんでたところへ、p68の毬谷友子のインタの最後に「年内には映画『宮城野』の公開が控える」とあるじゃないですか!。まだ公式には情報ないみたいだけど、すっげー待ってんのよ!2年前から待ってんのよ!。http://www.miyagino-film.com/
  • 私の本棚(p158〜159)  加納幸和
    • まんまヘンリー卿(嬉)。
    • 四方が本棚の書庫!憧れだ。前の結婚で家を新築したとき、10畳の夫婦部屋の一方だけ全面本棚にしたんだよ。壮観だったー。収まってた本を全部引き上げて出てきちゃいましたが(汗)。理想は古い邸宅の地下の書庫。竜堂家のようなね。
    • 加納さんの蔵書の中身が知りたいわ。一番上の左の方に“矢代静一”らしき文字。二段目の右の方は“寺山修司”。加納さんの右横に“新潮日本古典集成”の『謡曲集』っぽいものが…。漫画はなんだろ。
    • 「鏡花の漢字オタク」に同意。串戯(じょうだん)とかね。読めねって。
  • 劇顔(p202〜203)  山本耕史
    • 待ってました。いつかは、と思ってたから。ドリアンでというのは理想的。
    • こういうリアルな現場写真はなかなか観れないもんね。羽二重がリアル(そこかい)。ブロマイド的なモノなら消すでしょ。
    • 開演前かと思ったら“終演1分30秒後”とな。カテコ含んでだよね。幕間も見てみたかった。
    • 何を見てるんだろう。その視線の先が舞台なら、いままでそこにいたドリアンかな。
    • 誰が見てるんだろう。ドリアンなのか山本耕史なのかそれともまだどちらにも定まってない魂か。
    • ひとつ言えるのは「剣玉やりまーす」の目だぬきとは別人。あれは誰ですか?(笑)。
    • そんなあれこれをよそに相変わらずのブレない意思と佇まい。ファン冥利につきます。


日本劇顔発売当時迷いつつも結局未購入。玉さまの写真集とかからみたら相当な廉価だけど、それでも6,300円。
十文字氏のインタがまだシアガサイトに残ってた。
http://www.theaterguide.co.jp/shop/gekigan/gg_pub.html
「一つのことをやり遂げた人間の崇高な姿」とはまさに。
そこには「侵さざるべき」ものがあるのでしょう。被写体が壁を作ってるわけではないんですけどね。触れるのが憚られるようなイコンを仰ぎ見る感じがします。

*1:そりゃナマで観るのが一番だけどさ。名古屋じゃ基本年2回ですもん。後は京都大阪で補いますけどね。歌舞伎座へ毎月言ってたら破産するわ(-_-)。