NHKBShi 『龍馬伝』#37 “龍馬の妻” 18:00〜18:45

あれ?龍馬(福山雅治)が京都の薩摩藩邸へ移ったのはスルー?。あそこ伏見藩邸だよね。

おそらく伏見奉行所が、伏見の薩摩藩邸に竜馬らの引き渡し方をかけあいにくるであろう、と西郷は見、「そのときは、兵力に訴えてでも拒否する」
と、西郷は方針を明示し、吉井幸輔に指揮官を命じ、幸輔に薩摩藩自慢の英国式一個小隊をつけ、伏見に急行するよう命じた。
西郷の案ではこの兵力をもって伏見藩邸を警備させ、奉行所の監視がゆるむときを待って竜馬らを京都にひきとる、というものであった。
藩の外科医の木原泰雲も同行した。
吉井幸輔と木原泰雲は馬でとばし、英国式小隊は駆けあしで大仏からの街道を南下し、吉井・木原がついたのは昼まえ、小隊がついたのは昼すぎだった。
実に此仕向けの厚き、言語に尽くす能はず。
と、三吉慎蔵はその日記で書いている。

司馬遼太郎竜馬がゆく』4巻“怒濤篇”(文藝春秋)より抜粋

だからあの朱筆の裏書は京都藩邸にて。慶応2年1/24に寺田屋で遭難、1/30に京都藩邸へ移動、2/5に裏書。龍馬と高杉(伊勢谷亮介)は長崎では会えてません。すれ違い。薩長の攪乱作戦。これ創作かな?。もし実際にやったとしても、あの程度で長州征伐は回避できないと思うんだけど。ま、今までやらかしてくれてる部分からすれば些細なことなんで別にいいっすけど。
そういや、史実通り、龍馬が捕吏を射殺したことになってましたね。前回では威嚇射撃にしか見えなかったんだけど見落としたかな?。近江屋の龍馬襲撃は表向きこの殺人が理由だからね。この大河のことだからてっきりスルーしたと思っちゃった。正直びっくり(笑)。
後藤と弥太郎(香川照之)のくだり。弥太郎が京に派遣され新選組にとっつかまって龍馬が屯所まで行かなければならなかった理由が判明。見事な伏線回収と言いたいとこだけど要らんわーーー。お龍はさておき弥太郎のカットインのおかげで、マイルドライト薩長同盟(怒)。
なんか忘れてるような……あっっ三吉慎蔵(筧利夫)どうした!?。下関で下船してるはずだけどまたまた見落とした?(汗)。一説には中岡慎太郎も同船で下関で下船なんですけど(汗汗)。


余話。予告で映った天逆鉾がすんごいちゃっちく見えたんですけど(汗)。