NHKBShi 『桂ちづる診察日録』#6 18:00〜18:30

予想通り、清次(風間トオル)はお小夜(八木瑛美莉)の父親でした。まあ、視聴者の大半がわかってたことでしょう(苦笑)。
今回は良いシーンが多かったです。親子の再会シーンは素直に感動しました。清次とおまき(天城純子)の別れは切なかったなあ。おまきは「自分のことは忘れてほしい」と清次に伝えてくれるよう、千鶴(市川由衣)に頼んで、それを聞いた清次も「おまきが望むなら」ということで、忘れることにする。清次にとっては、記憶が戻った時点でおまきのことを本当に忘れてしまえたほうが良かったのかもしれません。おまきにとってもそのほうが……。だって見送りの〔月下恋〕。未練が残ります。哀しいね。
あと、蜂谷(陰山泰)の親孝行エピね。もー蜂谷様ってば素直じゃないんだから(笑)。
色んな繋がりも無理なくてグッジョブ。診療所の窮状を知った酔楽(三宅裕司)からの紹介の、取りっぱぐれのない大目付・下妻(大谷亮介)。その役職に頼んで清次の件を探る千鶴。刺客に襲われたことで記憶が戻る清次。家老の不正を…というのはベタだけどわかりやすくてよろし。本筋から離れてる部分だからあれでいいんです。
今までで一番見応えありました。市川由衣の殺陣もだんだんこなれてきたしね。