NHKBShi 『男前列伝』 「“独楽”ひとりたのしむ」−熊谷守一×市川亀治郎− 21:30〜22:00

録画済。

“独楽”(独りを楽しむ)という言葉を座右とした画家・熊谷守一。人前に出る事を嫌い、いかなる賞も辞退、仙人のように生きた。97歳で死ぬまでの30年間は自宅の敷地から出ることなく庭で草花や昆虫を飽きず見つめては、独自の表現で迸るように描いた。市川亀治郎は部屋に“独歩”という書を飾り、独りで静かにいる時間を大切にする読書家だ。生き方は対照的ながら「独」を愉しむことでつながる亀治郎が、「わずか15坪の庭にすべてがあった」と語られた庭を舞台に守一の一日を追体験。すべての創造の源となった庭で、守一にはどのような時間が流れていたのか、その秘密を解き明かす。

NHK 番組情報ページより抜粋

“独歩”の先に“独楽”という究極の境地があるのでしょう。
独り好きなことをやり、独りで楽しみ続ける。孤独はないんだろうか。たった独りの宇宙。そこにたどり着くまでの、おそらく険しく厳しい道。熊谷氏は強いひとだったんですね。
亀ちゃんもいつか“独楽”へたどりつくのかな。
“独歩”の書の落款が梅原先生。先生によれば孤独に耐える勇気がないひとはダメだそうで(汗)。芸術も学問もつまるところ独りだそうで。
内なるモノの声を聞け、ということでしょうか。ああ、たった独りの宇宙はインナースペースか。自分の内宇宙です。神仏からSFに行ってしまったわ……いや内在神というのもありますね。ほぼ内宇宙と同義語かと。
うーん、まとまらない。熊谷氏との対話風の構成は良かったです。