女三宮な雰囲気の璋子（壇れい）の傍らに黒猫。女三宮も黒猫を可愛がってましたね*1。
『平家物語』の“殿上の闇討”とはちと違う“殿上の闇討ち”でしたが*2、それぞれの想いや思惑がわかりやすく描かれてて、なかなか良かったのでは。懊悩煩悶の鳥羽院（三上博史）につけいる忠盛（中井貴一）とか*3、源氏も平氏もいーらないな藤原摂関家とか、忠正（豊原功補）の兄上らぶとか、家貞（中村梅雀）と通清（金田明夫）の健気な忠臣っぷりとか。為義（小日向文世）＆義朝（玉木宏）と忠盛＆清盛（松山ケンイチ）の親子愛なんか、すっごいベタでこっぱずかしさもあるけどね。大河ドラマなら少々の過剰表現でも、ひとの気持をちゃんと描くのなら構わんでしょう。
「やられれば良いのです。父上がやられた分は私がやり返します。父上がやられた分、私は強うなる」by義朝
この場面、ちょっとうるうる。強くなった後のことを思うと更にうるうる。
忠盛はひたすらカッコ良く、その人物はますます大きく。最後のドヤ顔（笑）素敵だったわ。
そういえば頼朝政子アバンが無くなったね。最初からその予定だったのか、巷の評判の悪さを耳にして変えたのか、ただの1回休みで次から復活とか（爆）。
本日一番の突っ込み処。通清が義朝に、為義が忠盛を殺すかもと慌ててご注進。あんたそこにいる忠盛の息子が目に入らんのかい*4。まあ、こうでもしないと、この後の展開が作れないわけですが（苦笑）*5。
