- 作者: 児玉幸多
- 出版社/メーカー: 吉川弘文館
- 発売日: 2012/02/21
- メディア: 単行本
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今時紙で繰る年表なんて時代遅れかと思いつつ、大河観たり歴史小説読んだり、諸々の古典の水先案内人としてこれほど便利なものはなく重宝しております。見開き2ページで年代・時代・天皇*1・政治・外交・経済・社会生活・文化(一般・文芸・仏教・美術)・世界史(東洋・西洋)と一度に観れるのが嬉しい。こういうののWeb版てあるのかな。あったとしても見にくいか。
12ページが丁度院政スタートの1086年から始まってて、こんな記述もあり*2。
1145(久安1)新制九条を定む
○忠実、次子頼長を愛す
年表に記載されるということは、それなりの重要性があるからでございます。
思えば、大河の忠実(國村隼)が頼長(山本耕史)にもらした家盛情報。何気ないつぶやきとは思えない含みがありそうな。その含みを推測すると忠実も結構えげつなかったり。
余話。そうえいば、頼長の薫物ってなんでしょうね。濃ゆい黒方でしょうか。いやちょっと、近々身近で志野流若宗匠主催の懐石付きのお香の会*3が催されるもんですから、ふと。