会いたいひとがいる。でも会えない。会いたいひとは死んでしまったひとだから。
栄輔（夏八木勲）は久実に。ペロンチョコの社長（笹野高史）は母親に。萌江（蒔田彩珠）は“めぐみちゃん”。
生きているひとと死んでしまったひととを繋ぐといわれるクーナに、未だ見えないクーナに、彼らは望みを託す。ま、ペロンチョコ社長は半信半疑どころか1％くらいの望みなんでしょうけどね。
謹慎中に片づけられていた“めぐみちゃん”の机。お揃いのシールを目印に机を探して、こっそり元に戻した萌江。忘れないで、という静かな警告。学校の七不思議になっちゃうぞ（苦笑）。
クローゼットの中の小さな秘密の聖域。クーナの前には、森の松ぼっくりとどんぐりとママが作ったお弁当のおかず（爆）*1。静かに手を合わせて祈る萌江の横顔が、妙に大人びて見えたのが印象に残りました。
少しずつ減っていく住民。少しずつ増えていくクーナを探すひとびと。とうとう真田（新井浩文）まで巻き込まれて（苦笑）。でも彼もクーナを探し始めたら、きっと父親に会いたくなるんだろう。
蒔田彩珠ちゃんは子役という感じがしませんね。昔の宮粼あおいを見てるようです。
*1:クーナの大敵・ゴキブリ来ちゃうよ^_^;
