東海テレビ 『スターマン・この星の恋』#7 22:15〜23:09

録画済。


「ようこそ地球へ!……しかも…私のところへ、ようこそ!」
第三種接近遭遇なんて言葉は知らないであろう佐和子(広末涼子)の素敵なひとこと。その先の第五種接近遭遇まで無意識にやってる彼女にしてみれば、当然の言葉だよね。まあ、祖母の美代さん(吉行和子からして人類代表で謝っちゃうくらいだし(笑)。
「保育園で言ってもい〜い?」
今週の俊君(五十嵐陽向)も激カワ。
星男(福士蒼汰)が帰ってきた。でもなんともいえない喪失感。星男は星男でも達也がなろうとしていた星男ではないからだ。いわゆる★男ではない。ついこの間まで、美代さんと洗濯物を干してた達也。姿形は全く同じなのに今日は☆男。彼は佐和子が拾った☆男なんだろう。みんなのことを覚えてたし、なにしろ佐和子のキス顔を覚えてた。みんな何も言わないけど、達也という人間がひとり死んでるんだよね。荒ぶる魂(苦笑)を鎧にしてたけど、ホントは優しくて憎めないヤツ。自殺してしまうほどの辛い人生の最後のひと時に、佐和子達と幸せな時間を過ごせたのがせめてもの救いだろうか。どうか安らかに、達也。
ただ☆男も以前と全く同じ☆男ではないと思う。地球に落ちてくる以前の記憶、いわゆる“宇宙人”としての記憶があるからね。そして達也の肉体を借りている以上、シナプスの情報伝達によって、達也の記憶も受け継いでるはず、と思いたい。記憶喪失の☆男、達也、★男。ここにいるのは、全てを内包した新たな星男と思いたい。
佐和子の頭痛は『宇宙人ポール』を思い出す。あれはハッピーエンドだった。別れはあるけど、それぞれの居場所で生きている。もう誰も死にませんように。