東海テレビ 『リーガルハイ』#5 22:00〜22:54

録画済。


http://www.fujitv.co.jp/legal-high/story/story_05.html
家族ってなんだろう。会社は決して家族じゃない。気持ち的にはそうありたいと思うかもしれないけど、現実は非常にシビアなもの。そして血縁関係婚姻関係で成り立つ家族は更にシビア。会社という組織と違って「家族だからいいじゃーん」が無条件に通用するんである(苦笑)。
田向さん(野村将希)がこの裁判で得たいと思ったはずの“家族”。皮肉にもそれは元の会社なのでした。彼が宮内社長(冨家規政)たちと新たに作る会社は、やはり“家族的な古き良き日本の会社”になるのでしょう。そう簡単には変われない。なんせ『リーガルハイ』ですから、退行の暗示というシニカル路線を想像できなくもない。でもこの裁判を戦った彼らなら、新しい何かを生み出せるかもしれない。と、信じたい。
田向さんたちの様子を見て、「これが僕らの勝ち方だ」満足気でドヤ顔の羽生(岡田将生)。それは蛇足で妥協でしかない。純粋なあの消しゴム愛があれば、いずれ会社は復活したと思う。
「分かち合う社会は素晴らしいでしょう。しかし自分の権利を主張し、嫌われようと憎まれようと戦って勝ち取る。そういう人も讃えられるべきです。時代は決して後戻りしません。変われないものは滅びるのです。ただ、喜びも苦しみも分かち合い、がむしゃらに働き、この国を発展させ家族を養ってきた全ての会社と働いてきた人々には心からありがとうと言いたいです」
黛(新垣結衣)の最終弁論はお父さん(國村隼)への言葉でもあります。
最後の一行は古美門(堺雅人)は絶対に言わないはず。だから黛に任せた。古美門先生てばもう。あの顔は反則ですよー。
古美門弁護士事務所は傍から見れば確かにブラック企業だけど(笑)、そこで働いてるひとたちがそう思ってないんだからさ。服部さん(里見浩太朗)も蘭丸(田口淳之介)も黛も。あの社食羨ましー(そこか)。


余話1。サンドバッグに砂は入ってません(爆)。先日観た有吉の番組でゆうてました。http://news.livedoor.com/article/detail/8186713/
余話2。岡田君が着てた赤いコート。オットが「カッコええな」とゆうてました。ええ岡田君ですから!。フツーのひとはあんな風に着こなせませんことよ。
余話3。忘年会は仕事仕事仕事。

余話4。安藤貴和(小雪)の面会時間がお悩み相談室と化してる件。
余話5。「部下の手柄は上司のもの。上司の失敗は部下の責任」……ちょっと前に赤坂付近で聞いたような。
余話6。飛猿ゲストで水戸黄門再び。もうこうなったら次は由美かおるを。しかし、水戸黄門のテーマ曲が流れ、服装がパリッとして髪もセットして素敵お父さんになった田向さんを見るまで、彼が野村将希だと気づきませんでした(汗)。