NHKBSプレミアム 『本棚食堂』 ニンニク編 23:15〜23:45

ドラマの主人公は、真田錦と山田二郎という男2人組の人気少女漫画家。自宅兼仕事部屋にある秘密の書庫の本棚は、美味しそうなシーンや描写がたっぷりの、小説、エッセイ、漫画本で埋め尽くされている。そして二人はその内容がすべて頭に入っているという筋金入りのグルメオタク。彼らは、連載漫画の締切に迫られると決まって「本の中の2次元グルメ」へ現実逃避してしまい、ついには締め切りがある事を忘れ、2次元グルメを実際に再現するため、厨房に立ってしまうのだ・・迫りくる鬼編集者の追撃をかわし、彼らは「2次元グルメ」を堪能できるのか?。
主人公の2人を演じるのは、今注目の若手俳優中村蒼柄本時生。お休み前の一時、ちょっぴりドジでかわいい主人公たちと、美味しい気分を味わって下さい。

NHK 番組HPより

http://www4.nhk.or.jp/honshoku/114/
あかん、観てると何か食べたくなる(爆)。
大藪春彦の小説は結構食べ物の描写多いよね。再現不可能なのもあるけど。

牝ムースの肉を手頃な大きさに切り分けた。手回し式のミート・グラインダーで、ムース肉を挽肉にする。次いで、灰色熊の脂を15キロほどマシェットでミジン切りにし、挽肉に混ぜた。そいつに、塩、胡椒、オニオン・パウダー、ガーリック・パウダーなどを混ぜる。それを30センチぐらいの長さに切分けてあった腸に押しこみ、腸の上端と下端を木綿糸で縛る。大きな金ダライの湯で、何回にも分けて自製のソーセージを茹でる。

大藪春彦『ヘッド・ハンター』(カドカワノベルズ)より抜粋

もちろん、ムース(ヘラジカ)も熊も自分で撃って仕留めるのです(無理)。
小説、エッセイの中の美味しそうなシーンの金字塔はやはり池波正太郎でしょうな。
http://www.jidaigeki.com/regular/edoryouricho/
http://www.jidaigeki.com/original/edoryouricho2/
あ、究極があった。
新井素子『ひとめあなたに...』の人肉シチュー。
♪煮込んでしまえば形もなくなるもうすぐ出来上がり♪
わかるひとにはわかる。
次回、8/26(火)放送て何その不定期。おまけに2回で終わりなん?。