十八代目中村勘三郎襲名披露『當る亥歳 吉例顔見世興行』夜の部@京都四條南座(16:00〜) 


平家女護島 俊寛
俊寛僧都仁左衛門丹波少将成経:秀太郎/海女千鳥:孝太郎/平判官康頼:愛之助/瀬尾太郎兼康:段四郎/丹左衛門尉基康:我當/他


十八代目中村勘三郎襲名披露 口上
勘九郎改め勘三郎/幹部俳優出演


京鹿子娘道成寺 道行より押戻しまで
白拍子花子:勘九郎改め勘三郎/大館左馬五郎照秀:我當/他


雁のたより
髪結三二五郎七:藤十郎/愛妾司:扇雀/若殿前野左司馬:愛之助/下剃の安:亀鶴/乳母お光:竹三郎/若旦那万屋金之助:翫雀/家老高木治郎太夫段四郎/花車お玉:秀太郎/他


乗合船恵方萬歳
万歳:翫 雀/才造:橋之助/門礼者:進之介/女船頭:孝太郎/大工:愛之助/通人:勘太郎/芸者:七之助/子守:鶴松/田舎侍:弥十郎/白酒売:扇雀


仁左さまの俊寛にはただただ涙。3階席から観たんだけど、この演目は高いところから観る方が臨場感あるかも。最後の方で、舞台装置の砂浜が全部海に変わってからは特に。“絶海の孤島”というのが非常に強く感じられる。
勘三郎さんの花子は、艶やかっつーか毒気が強い(いい意味でね)っつーか圧倒されるっつーか、とにかく凄いとしか言いようがないやね。所化さんがありえないくらい豪華で楽しませていただきました(笑)。
『雁のたより』の上方役者陣のなんと生き生きしてることか(笑)。やっぱ使い慣れてるイントネーションの台詞は気分的に違うんだろうねえ。みんなノリノリ。勢いが違う。