藤田貴美『ゼロ』

ゼロ (バーズコミックスデラックス)

ゼロ (バーズコミックスデラックス)

藤田貴美作品を久々に買う。15年振りくらいか。『花とゆめ』時代しか知らなくてその内読むの辞めてしまって、白泉社から幻冬舎に移ってるのも知らなかった。『ゼロ』はたまたまコミックスコーナーで見かけて……。『EXIT』は11巻まで出てんのか!。白泉社版3巻持ってるけど幻冬舎版4巻はから読めばいいのかな?(汗)。
実は前々からある短編が気になっててね。『花とゆめ』に掲載後、単行本に未収録のままで、その後上記の次第。タイトル覚えてなくて、保健室の男の先生と女子高生のラブストーリーという記憶を頼りに検索。いやーインターネットって便利ですねえ(笑)。ものの数分で見つかるとは。タイトルは『BAD MEDICINE(蒼い劇薬)』。幻冬舎刊『蝶々に聞いてごらん』に収録。花ゆめ掲載から単行本収録まで10年!。藤田先生よくぞ、という感です。さっそくAmazonでぽちっと。
肝心の『ゼロ』の感想。変わらない作風が嬉しい。ふわっとあっさりのどんでんがえし。ハッピーエンドの中にもちょっぴり残酷さを残して……。六の国の女王はしてやったりだろうけど、“姫”の気持ちはどうなんだろう。