メ〜テレ 『ハガネの女』#2 23:15〜24:20

録画済。


私が子供の頃もイジメはあった。今のイジメはなんだか違う。大人の事情が子供の世界に入り込みすぎてる。いや、昔でもそういう風潮は無かったわけではないけど、大げさになってるというか……。あと、大人が子供に気を使いすぎ。大人が下手に出てどうすんの。そういうとこ子供は視てるよ。そして子供は増長し、バランスを失い、病んでいく。
れもん(柴田杏花)の叫びは悲痛。
「優介くんは、人の痛みを感じて泣くことができる」
優介への嫉妬。なんて繊細で複雑な。賢い子だからこそなんだろう。こんな子が実際いるだろうかと思うけど、姪っ子なんかを見てるといるのかも……。こちらが思ってる以上に子供たちの感情はカオスの中なんでしょう。それをハガネ(吉瀬美智子)のように強固な意志でもって対処できる親は多くはないんでしょう。
真理衣(吉田里琴)を見てるとホッとする自分は変なのかな。強烈な自我や見事な蹴りに見られるあまりにもストレートな感情表現。ある意味、一番子供らしい。もちろんイジメはダメですけど(汗)。