東海テレビ 『絶対零度〜未解決事件特命捜査』#11終 21:00〜22:04

黄川田将也は『警視庁失踪人捜査課』でレギュラーで刑事だったし、北見敏之は『臨場』でゲストで刑事だったし。あー、袴田吉彦は失踪人でゲスト容疑者だった。……まあいいんだけど。
今回の事件は、最終話としてはあまりにも盛り上がりに欠けたわ。“母親を頼りきってた息子が事件後消息不明”の時点でほぼよめちゃったし。なんで“杉並事件”を最後にしなかったんだろう。せっかくの前後編だったし、その方がしっくりくると思うんだけどな。室長(北大路欣也)や高峰(山口紗弥加)の過去が絡んでたから、泉(上戸彩)が主人公である限り難しかったんでしょうね。
初回から最後まで、事件解決が偶然とひらめきのオンパレードで、主人公の成長物語を見せるにはプロットが甘すぎた。主役を始め役者陣は良いのにもったいないドラマでした。当たり前だけど脚本って大切だね。
高峰(山口紗弥加)の報告に、静かに深々と頭を下げる橋本(青木伸輔)の母(田島令子)。どんなに出来の悪い息子でも生きていてほしかったでしょうに。最終回で一番印象に残ったシーンでした。
余話。百瀬の「飴ちゃん」。百瀬、関西人?。