NHKBSプレミアム 『平清盛』#33 “清盛、五十の宴” 18:00〜18:45

録画済。


待ちかねたよ*1平忠度ムロツヨシ)!。
祝!大河初出演!ムロ!。て、10月からのメレブと平行かー。わはは。まあ耕史君もよりりんとモンゾウが平行だったもんね。
今回は舞合戦に歌合戦。過去にも色々ありましたな。頼長(山本耕史)の家盛(大東俊介)ロックオンだったり、力技で誤魔化した歌を「お題は春ぞ!」と突っ込まれたりで、なんとも小さかった平氏。それが、清盛(松山ケンイチ)五十の賀では、息子たちが摂関家と対等に舞い、時子(深田恭子)が歌のお題を出し、弟がこれまた摂関家を相手に、至極まっとうな誤魔化しでない見事な歌を詠む。その見た目山出しの弟を指名した清盛は、賽を振っただけだと。そして厳島神社のリニューアル。上へ上へではなく、広く外へ、海の外へその先へ。
大きくなったなあ。大きくなりすぎた。沈む陽を招き戻すほどに。
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無理に戻せば反する力も大きくなります。輝く平家の夏の日々は秋へ。秋の日は釣瓶落とし
任地の太宰にいて、頂点の宴にいなかった頼盛(西島隆弘)は、平家の秋を見て冬を見て終焉を見て、ひとり生き延びて、母の遺言通り平氏の血を繋ぐ。その孤独感たるや如何ほどのものか。
清盛を父と呼ぶ牛若だけども、本当の父親を知る日は間違いなく来るんだよねえ。告げるのは常盤(武井咲)か鬼若(青木崇高)か……。常盤が何も言わないのは何か含みが?。『義経』の時はどうでしたっけ?(汗/すっかり忘れている)。一時的にも強大な清盛を父と思っていた義経と、わが子の死は清盛に因を発している頼朝(岡田将生)。その感情の差はこれからの兄弟の行く末を暗示しているようにも思えます。
ふいーー。書き起こすと結構てんこ盛りなお誕生日会でした。後は余話にて。
あ、盛絵盛絵。
https://twitter.com/AngelTouchPlus/status/239689883331989504/photo/1
https://twitter.com/AngelTouchPlus/status/239685026005004288/photo/1
さすが高田明美氏!。つぶらな瞳がなんとも(笑)。ムロ好演だったよお。忠度死ぬときあたしゃ絶対泣くよ。


余話1。お優しい上西門院様(愛原実花)が、頼朝の現状を知ったら随分とお嘆きでしょうねえ。父を同じくしながら、新登場の八条院(佐藤仁美)はさすが美福門院(松雪泰子)の娘という感じが盛り盛り。うん、これは嫌われキャラだな(笑)。
余話2。忘れられがちの経盛(駿河太郎)。見事に笛を吹いていたの見逃したひとは多いと思う(爆)。
余話3。行け行け滋子!(成海璃子)。びびってんじゃねーよ兄貴(笑)。
余話4。重盛(窪田正孝)&宗盛(石黒英雄)の舞。頼長は絶対重盛ロックオン。絶対重盛。でもなー後白河院にかっさらわれるんだよなー。生身にゃ勝てないんだよなー。おまけに親子どんぶり(自粛なし)だしなー。あの世で地団駄踏んでるかもなあよりりん。もう祟っちゃえばー。え、重盛じゃなくて院に………あ、院の守りが強くて重盛に念がいっちゃったとか。自分のものにならないんならいっそとか。だから早死にしたんか重盛(違違違違違)。
余話5。それにつけても、頼長の舞を観てみたかったなと。