録画済。
写本しまくりで疲れて眠ってる彦馬（市川染五郎）の傍らに、野菊を活けた素朴な花器を置き、彦馬の肩に着物を掛ける太郎吉。ええこや、ほんにええこや。
忍びの宿命とはいえ、友を殺してしまった織江（滝本美織）。
「心に思う人を大切にして」
友の残した言葉を胸に、彦馬を拒絶する。
こんなに近くに、以前と違い目の前に隔てるものは何もないのに、更に遠く……。
久々に面白い時代劇だと思います。アクションとかエンタメ色が強いけど、内容的には大人向けで、映像が映画的。暗いシーンの表現が非常に良いです。今回は川村様が配下の忍びを集めて下知するとことかね。あの甲冑のぼわっと浮かび上がる感じなぞ、まるっと映画の撮り方ですよ。紙風船がさあっと水面を覆っていくのも、前回のお蝶（黒川智花）がぽんとひとつ川に投げたシーンと対になってて素晴らし。
次回最終回は総力戦？。もう誰も死にませんように。という願いは空しくなってしまうのかしら。
