NHK教育 『ハートネットTV』 シリーズ 多様な“性”と生きている(4) マツコ・デラックス 20:00〜20:30

録画済。

日本には、人口の5.2パーセントにあたるセクシュアル・マイノリティー(ゲイ、レズビアンバイセクシュアル、トランスジェンダーなどの性的少数者)が暮らしているといわれています。20人に1人というこの数字は、学校や職場の仲間として、あるいは家族として、私たちが共に暮らしていることを示しています。しかし、今も多くの人が“自分とは縁遠い人”“えたいのしれない人”だと感じている現実もあり、偏見や差別の壁に苦しむ当事者もいます。
第4回は、ゲイであり、女性への憧れを女装することであらわしてきたマツコ・デラックスさんをゲストに迎え、ご自身のセクシュアリティー・母への思い・社会との関わりなどを伺います。マツコさんはもともとゲイ雑誌の編集者として活躍し、現在も多数の著作を発表しています。今の日本の制度では、ゲイとして結婚することが出来ず、支える“家族”もいないままに迎えるであろう孤独。国民的有名人となった今でも、故郷に暮らす母に、ゲイであることを直接伝えられずにいること。そこに語られているのは、弱さや迷いを抱えながら、1人の生活者として生きるマツコさんの姿です。日本社会の“生きづらさ”、その中でどう生き抜いていくのか、マツコ・デラックスさんが語り尽くします。
※聞き手として、マツコ・デラックスさんが日頃から尊敬する女性であると公言する元NHKアナウンサーの加賀美幸子さんも出演。

NHK 番組HPより