三谷幸喜/清水ミチコ『むかつく二人』

むかつく二人

むかつく二人

DoCoMo MAKING SENSE』は名古屋じゃ聴けない(はず)なので、こうして本になるのは嬉しいね。
しかしこの2人仲がいいんだか悪いんだか(笑)。

三谷 「ある意味清水さんもすごく、顔がどっちかっていうと、のぺっとしてるじゃないですか。」
清水 「のぺっていうか(笑)……まあ、パーツ全体があんまり主張はしていないかもしれない。」
三谷 「顔がキャンバスですよね。」
(中略)
三谷 「そうそう、だから、いろんな人になれるんだなあって思って。」
清水 「うん、絶対そうですよ。私も美人じゃなくてよかったなって思う時が……。」
三谷 「絶対良かったですよ。」
清水 「お前が言うな!」

爆笑。

清水 「『王様のレストラン』も書いてたの……。」
三谷 「そうですよ、僕の作品です。」
清水 「あら!へぇー!」

おいおい(^_^;)
丸ごと一冊どこを読んでもツボなんだけど、これ↓が一番驚いた。

三谷 「呪いの人形ですか?」
清水 「呪いじゃないさ。快楽方面ですよ。どっかの船に乗って、持って行くような人形。」
三谷 「南極に持っていくような?」

三谷さんてばあんな顔して(失礼)こんな下ネタOKなのね*1
各回の区切りごとに“ついでの話”というのが記載されている。会話の中に出てきた人物や事柄についての簡単な説明なんだけど、雑学好きには堪らない内容で、締めの文がオチになっていたりと結構面白い。オットはこのコーナーで“和田誠の奥さんが平野レミ”だということを知りました。おせーよ。

*1:なんのことか分からない方は、ネット等で検索してみてください。ひとには訊かない方がいいと思います(笑)