『ロッキー・ホラー・ショー』@シアターBRAVA!(13:00〜) 1F-I-20・21

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脚本・作詞・作曲:リチャード・オブライエン
演出:いのうえひでのり
出演:古田新太岡本健一笹本玲奈中村倫也ROLLY藤木孝/他

映画はそれこそ20年くらい前にビデオで観たっきりでうろ覚えなんですけど、そういうのあんま関係ないっすね。すんごい楽しかった。ちなみにROLLY版も未見。藤木さん版は年代的に絶対ムリ(笑)。
客席参加コーナーは周囲がかなり静かだったので(汗)見送りました。最前とか左ブロックでは数人のねーさん方が頑張ってましたけどね。大阪初日なんでしょうがないかな。かといって、地方在住庶民にゃもう1回観に行く予算も時間もないのよ。カーテンコールの〔タイムワープ〕はがっつり参加しましたよー。でも客席じゃ最初のターンは狭くてできんとです(笑)。
演者は手練れ揃いの中、中村倫也が奮闘。彼はテレビでちょくちょく観て知ってる程度で、舞台は初見だと思う。あの玲奈ちゃんとセットという非常に高いハードルに果敢に挑んでおりました。次の次の次くらいの新感線公演にいるかもよ。その時はちゃんと衣装があるといいなと思います(大笑)。玲奈ちゃんの、東宝ミュースターとは思えない艶姿とかはっちゃけ具合は『日本人のへそ』で経験済みなので、さして驚くこともなく、相変わらずのずば抜けた歌の巧さに聴き入った次第。古田さんの歌い方を「たかじんみたいやな」と評したオット。そんなこと思うのはあんただけや。で、その主演・古田新太ですが、やっぱ登場直前の客席に漲る期待感とか登場後の客の引っ張り具合とか、さすがですわー。姿形は不気味だけどなんかキュートでね、全てが許せてしまいました(笑)。
リフラフが岡健がやってるって知らなかったら誰だか絶対わかんなかったよ。ほぼ原形なしですもん。ハラショー。役の時は随分可愛らしい感じだけど、カテコの〔タイムワープ〕は素で男らしい声で歌ってて顔もちょっと素になっててイケメンリフラフになってたな(笑)。前フランク・ROLLYは、今回の役柄上、出番が超少なくって残念。でもカテコで出張ってくれました。て、それじゃ『TOMMY』の二の舞(笑)*1
『TOMMY』は構想何年でしたっけ?。あれはいのうえさんの思い入れが強すぎたのか私的にはイマイチでした。今回の『ロッキー〜』は構想20年。やるよって聞いた時、『TOMMY』が頭に浮かんでちょっと不安を覚えたんですけど、主演が古田新太なら大丈夫だろうと思ってたら、やっぱ大丈夫でしたね。も1回観たいわー。
http://www.parco-play.com/web/play/RHS/


余話。ROLLYがギターぎゅんぎゅんゆわしてくれたカテコ。関西人なら誰もが知ってるはずの♪京橋は ええとこだっせ グランシャトーが おまっせ♪をやってくれたのに、誰も歌わへんとオットが文句ゆうてました。今時の若者は知らないんじゃないの?。もうCMやってないんじゃないの?。いや知ってても歌わないだけじゃないの?。まあ確かにみなさんほぼ無反応ではありました(爆)。ウチらみたいな地方民が多かったのかもしれませんね。私は以前、オットから聞いて知っておりました。探偵ナイトでもネタになったしね。ちなみにお店自体はまだあります。http://www.kyo-bashi.com/

*1:TOMMYはカテコが一番盛り上がったのよ(爆)。ROLLYも本編より楽しげにやってたような。本編は3、4役振られてて結構忙しかったはず。