一個人ニュース 『平清盛』藤原頼長役・山本耕史さんインタビュー

http://www.ikkojin.net/ikkojin-news/2012/04/post-435.html
やっとちゃんと読んだよ。『一個人』は雑誌の方は立ち読みしたりたまに買ったりするけど、こんなサイトあったのねー。全然知らんかった(汗)。
毎度のことながら、耕史君は役の本質を掴むのが上手いやね。ひとことひとことに拍手。
でも、皆様周知のように頼長は両刀ですからーーー(爆)。*1
ま、いいや。そういや亀だけど新キャスト!。さとしさんが鎮西八郎為朝とな!。腹筋さんに続き、祝・大河初出演!。カッコイイーー。なんて半頬が似合うんだろう。平安のガンダム、楽しみにしております。しかし、義朝といい為朝といい、父親の遺伝子のカケラも見えないわ(笑/コヒさんごめーん)。
成親が吉沢君ね。良いと思います。でもこれも遺伝子どうした(笑)*2。佐伯景弘は名前しか知らんからぬっくんで無問題(おいおい)。塚地の信頼……写真見るとどう考えても、後白河の寵愛を一身に、てな風情なし(爆)*3。「文にもあらず、武にもあらず、能もなく芸もなし」*4と言われた信頼。最近は見直されつつあるようだけど……。
そういや5月の新橋は為朝メインの『椿説弓張月』。これ上演回数が極端に少なくって、曲亭馬琴〜三島版では今回含めてたったの4回。WOWOWとかでやってくれないかなあ。あ、『義賢最期』が、愛之助さんのが今月衛星劇場で2回あるんだよね。でもスカパーe2のパックに入ってないから観れん&録れん。6年前に愛之助さんの初役でナマで観たものの、この演目は映像で残しときたい。
http://www.eigeki.com/eigeki/owaku?action=viewOwakuList&genre=e07&condStartYear=2012&condStartMonth=04#2
歌舞伎と源平、切っても切れません。
が、為朝はわかるけど義賢。彼が何故歌舞伎の演目で名を残してるのかさっぱり。父親も兄も弟も息子も超有名人なのに、彼自身については家盛と同じくらい資料なし。
http://www.eonet.ne.jp/~jawa/kabuki/enmoku/nunobikinotaki.html
http://blog.goo.ne.jp/yokikotokiku/e/851875aa33740235f42d60b82bdde0a8
思うに、息子・木曽義仲の伝説性を高めるために利用された感あり?。父親の死が悲劇的であればあるほど、この続きの『実盛物語』の義仲の存在が際だってきますもんね。実際、義賢は兄・義朝に殺されてるらしいんで*5、作り話より悲劇っちゃあ悲劇だけど(苦笑)。
半分、歌舞伎の話になってしまいました(汗)。

*1:つか、この時代は特に、というか白河院からもうくんずほぐれつのバイパレード。帝から上皇から貴族源平入り乱れてそらもう。白河×忠盛、後白河×頼朝、後白河×成親、後白河×重盛and資盛、etcetc……頼長のは多くて面倒くせーわ(笑/後白河もか)。そして、その関係の多くには政治的行動としての意義があったのも皆様周知のこと。でも、そこんとこ知ってて観てる人がどれくれいいるのかねー。ただし、後白河からのベクトルは単なる趣味だよな(苦笑)。

*2:それ言いだしたらキリないな(^_^;) 

*3:実際は若い時は美少年だったらしいけども。

*4:平治物語

*5:義朝が息子の義平に義賢を討たせてるそうな。