録画済。
筑後守平家貞(中村梅雀)、美福門院得子(松雪泰子)に合掌。
平家が一番の上り坂の時に亡くなった家貞。上りつめて転げ落ちてゆくだけの一門のこれからを見ずに済んで幸せ……いや、家貞なら、平家が没落しても、平家のために死ぬことになっても*1、平家への想いはいかなる時も変わらないんだろうなあ。そしてそれは盛国へ……。
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あの世で唐果物めいっぱい食べてね家貞。
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http://img.ly/l5oQ
盛絵が楽しいです。知らない方も多い中、中坊の頃から知ってる漫画家とかイラストレーターの方がいて嬉しい。
今回は、少女漫画な回だったので一段と盛り上がった模様(笑)。
『源氏物語』の“花宴”もかくやという後白河上皇(松田翔太)と滋子(成海璃子)。史実でもらぶらぶだったようで、それは今日のうきうき上皇様のご様子からも十分伝わってまいります(苦笑)。思えばこの婚姻が今後の平家と上皇との良好関係を保つことになるわけで、歴史の妙といいますか、まことに縁は異なもの味なもの。
滋子の宋の婚礼衣装はそりゃ創作でしょうけども、単純に美しいと思いました。忌み嫌われるくせ毛を逆手にとった良い演出でしょう。上西門院様(愛原実花)だって「天女のよう」と嬉しげに声をおあげになってたし。ああそうだ。全然書いてなかったけど、上西門院様は結構お気に入りキャラ。内親王そして女院たる気品とか賢さとか気性の優しさが内面からにじみ出ていておもわず“様”をつけずにいられない(爆)。中のひと*2の置眉がすっごく似合ってるのも良いです。白い猫も良いです。まるで上西門院様の分身の様。
しかしながら、巻き髪騒動。かもじでなんとかならんかったもんだろうかと思いつつ、んなことしたら今回の話が成り立たんわな。
あ、経盛(駿河太郎)が笛吹いてたわー。ちゃんと“小枝”貰ってたのね。
♪遊びを せんとや 生れけむ 戯れ せんとや 生れけん♪
婚姻の席で嬉しげに、そう実に嬉しげに歌う上皇。孤独ではなくなった証ですね。上皇に続き歌う清盛(松山ケンイチ)。合わせる上皇。何気ない演出ですが、上皇と平家の合体という重要な場面。今回の隠れ名シーンでございます。
次回は崇徳院(井浦新)再登場。楽しみ〜。