ここ最近&今後のスズカツさんの演出作品。某ブロガーさんも書いてらっしゃいましたが、蜷川さんに勝るとも劣らずな仕事っぷり。
- 『Dumb Show(ダム・ショー)』 2006年9月
- 緒形拳ひとり舞台 『白野−シラノ−』 2006年10月
- 『トーチソング・トリロジー』 2006月11月中旬〜12月中旬
- 『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』 2007年2月中旬〜2007年4月8日*1
- 『写楽考』 2007年4月
- 『ノーマンズ・ランド』 2007年6月
- 『L5Y』 2007年9月
- 『レインマン』 2007年10月〜11月中旬
- 『欲望という名の電車』 2007年11月中旬〜
- 『ファントム』 2008年1月〜
ヘドはその前後作品に力入って、後回しになっちまったのかねえ。あきらかに読み違えというか浅いというか咀嚼が充分じゃない状態の演出プランを役者に丸投げしやがった感ありあり。『トーチソング〜』から『ヘド』までちょっと間があるのよね。この間にもうちょい練れなかったもんかしら。『L5Y』も似た状況にあるわ。再演だからって全くもって油断ならない。また丸投げしかねない。
スズカツさんの演出って、スタイリッシュというかハードボイルドというか、“穢れ”“猥雑”といったモノからは縁遠いところがあるように思えるんだけど……。ヘド自体がスズカツ演出には不向きな作品つーことか。納得。って今頃気づくなよ。