『THE LAST FIVE YEARS』@東京グローブ座(14:00〜) 1F-J-10

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横着してというか休みが取れそうにもなかったので、東京は1回でいいかと思って、たった1枚、FCで取ったチケが昨日のグローブ座楽。既に数回観ている友によれば、グローブ座公演中で1番の出来だったとのこと。ラッキー。席番はたいしたことなかったけど、いつもは回らなかったらしい*1とこで回ったのが観れたしね。あ、通路挟んだ左隣にスズカツさんが座ってて、個人的に妙な緊張感がありました(笑)*2 あと、DAIさんを間近で拝見。結構背が高かったのに驚いた(今更) 友はコバさんと典ちゃんを見かけたそうな。
パンフのトレンチジェイミーが超カッコいいっすねー。
何人かの友に会うのが、ヘド大楽&KKD大阪ライブ以来でホント久々で、会ってみたらなんだかんだで体調不良で、皆様何卒御身後大切に(私も) 観劇前も観劇後も、皆でワイワイのお喋りはいつもの如く楽しかった。ありがとねーーー。


相変わらず箒と薔薇はようわからんのですけれども(汗)井手さんが歌えるひとなのでその時点でもう初演とは別物。演技はね、まあ初舞台ということで色々意見はあるものの、“時間軸が逆”という非常に難しいシチュエーションながら、井手さんのリアル経験値でなんとかカバーといったところかな。
ただ〔I'm a Part of That〕のコミカル系はやっぱりいただけない。*3井手さんが悪いんじゃなくって演出上の問題。これって途中で転調して後半曲調がゆっくりになるでしょ。その後、あれ?違うな。時間逆だからその前か。ああややこしい。その前の曲へ繋がる不穏さももってるんじゃないかと。自分の仕事と才能に夢中なジェイミーを見守りつつもそこに不安や不満といった負の感情が入ってきてると思ったり。となると、コミカル箒ではあかんような気がする(笑) あ、箒で負の部分をナイナイしちゃうってことか……いや冗談は置いといて、とにかくNYとBWと女優と箒ってのが繋がらないのよね。もう演出は変えられないので、井手さんの今後の更なる進化に期待。*4
耕史君は喉が開放された感じ。ヘドのおかげかな。正直、私は洋楽ロック畑の人間なので『L5Y』みたいなのよりヘドの方によりパッションを感じるわけだけど、耕史君で『L5Y』再々演があったらやっぱり観に行っちゃうんだろうねえ。山本耕史ファン的にこんなにオイシイ役はないもん(笑)
でも、共演者が少ないのと作品の種類的に局地的になってしまうのは気になるところ。今回、雑誌の前取材がほとんどなかったのよね。初演がまずかったからか? いくつかの観劇レビュー専門サイトでもいっこも感想記事が無いし………まあ私ごときが気を揉んでもしょうがないけど。
最初に書いたとおり今回は前の方の席じゃなかったので、魂を飛ばすことなく意外と冷静に観てしまいました。名古屋と大阪ではジェイミーに酔ってみたいと思います。でも1番前じゃないのよん。
そうそう、耕史君の重力を感じさせない動きって遠くで見ると、一瞬ワイヤーアクションじゃないかと。なんか床から1cmくらい浮いてそうな……ってドラえもんじゃねって。

*1:友によればフリだけだったそうな。

*2:『L5Y』初演を旧宅で叩きまくったし、ヘドのこともあるし。ミューの演出は向いてないぞと言いたかったり(^_^;) 

*3:〔A Summer in OHIO〕〔Audution Sequence〕も同じ匂いがあるけど許容範囲。

*4:何回も観てる友によれば、最初の方と楽では随分進化したとのこと。