吉原雀
鳥売りの女:勘太郎/鳥売りの男:七之助/後見:小山三、仲二朗
七之助君は立役より女方の方が絶対いいって。立役だと線が細すぎて…。勘太郎君が女方で七之助君が立役だと、踊りの技術の差が歴然。七之助君の立役としての踊りが柔らかすぎて、女方がふたり踊ってるみたいなのよね。となると、若手の中では抜群に巧い勘太郎君には負け負けで………(爆)。
芸談
勘太郎/七之助/中京テレビ女性アナ
順不同にてトピックのみ簡単に列挙。
- 浅草歌舞伎が来年(だったと思う)博多座でも開催。勘太郎君が「御園座さんも呼んで下されば………」って。そうだそうだー。
- 勘太郎君は『サスケ』に出たいそうな。危ないからダメです(笑)。
- カラオケの話で、七之助君はミューナンバーを歌うそう。いつだったか
亀ちゃん*1 「名古屋へ『ライオン・キング』観に行くぞ」
七之助君 「何で名古屋なんですか!?」
亀ちゃん 「今、名古屋がベストキャスティングなんだ」
- ということで、亀ちゃんに引っ張られて新幹線に乗って名古屋の四季劇場まで観に来て以来、ミュージカルが好きになったらしい。亀ちゃんてばホントよくわかんないひとだわ。
- 勘太郎君はモーオタ(ヲタと書くべきか)ですって。誰のファンかははっきり言わなかったけど、その子の卒業DVDに、派手なパーカを着たバックステージ席の勘太郎君がバッチリ映ってるって。七之助君が「脱退」と言ったのを速攻「卒業!」と訂正するし(爆)。
- 質問コーナーで、勘太郎君に「オリラジのあっちゃんに似てるって言われませんか」というのがあって「よく言われます」って。うん、似てるね(笑)。前から言われてたっけ?。
- 質問コーナーもうひとつ。6歳の日舞をやってる女の子から「どうしたら上手に踊れるようになりますか」というので、勘太郎君が結構難しいことを言ってて「それじゃわからんだろ」とひとり突っ込み(笑)。
俄獅子
芸者:澤村國久/鳶頭:いてう/後見:仲之助、仲史郎
國久さんは初かなあ。落ち着いた品のある女方さんです。いてうさんは岐阜出身ということでほぼ地元で、「ご親族の方々がご観劇で気合い入ってます」と芸談で勘太郎君が言ってました。確かに気合い入ってました(笑)。
男女道成寺
白拍子花子:七之助/白拍子花子実は狂言師左近:勘太郎/後見:仲二朗、いてう
やっぱり七之助君は立役より女方の方が絶対いいって(笑)。花子の拵が似合いすぎるくらい似合う。超きれカワ!席が上手端っこのかなり前方で、最初の方で上手の七之助花子の視線ががっつり来てちょっと赤面(笑)。
兄弟初の『道成寺』は良かったよー。いつも思うけど、ふたりの板を踏む音が全くずれないのには感心。兄弟で踊る機会が多いとか肉親だからとかということもあるにしても、気持ち悪いくらいずれない。勘太郎君は、去年の今頃膝がぶっこわれてて大変だったのよね。平成中村座名古屋公演も出れなくって………再び踊れるようになって感無量*2 。膝を折って進みつつの鞠つきは圧巻。
いつか『娘道成寺』を観たいね。もちろんふたりとも。