録画済。
おシャシャのシャン！ −第31回創作テレビドラマ大賞 最優秀作−
230年間続く村歌舞伎が存続の危機に。伝統を守るために奮闘する村娘と、救世主として東京から招かれた若き歌舞伎役者、そして村人たちのぶつかり合いを描くコメディー。
朋代（田畑智子）は小さな村の観光課の職員。村の自慢は230年間絶えることなく続いてきた村歌舞伎。しかし本番の直前、看板役者である朋代の父・重雄（原田芳雄）がギックリ腰で倒れてしまう。村歌舞伎の危機を救うため、朋代は代役として東京の若き歌舞伎スター・坂本鮫志郎を招くことに成功したはずだったが、村を訪れたのは、鮫志郎の弟で、できの悪い亀志郎（尾上松也）だった。はたして村の伝統は守られるのか？−NHK番組表より−
松也君の現代劇初めて観たけど巧い巧い。ちょいワル風味の茶髪現代っ子が違和感なく、でも弁天の拵をすれば立派な歌舞伎役者。「俺だって弁天をやりたいよ！…俺は一生脇役なんだ」…おばちゃんうるうるしちゃったじゃないか。爺（藤村俊二）も良かったー。「ぼっちゃまの立つ舞台ならどこでも桧舞台でございますよ」…うるうるどころかマジ泣きしちゃったじゃないか。
田畑智子ちゃんが何故かまるまるしてたけど（爆）相変わらず安定した演技。他のキャストも文句なし。脚本・演出・キャスティング全てが噛み合ったいいドラマでした。たった45分なんて短い〜〜〜。続きないのかしら。でも45分でこれだけのモノを作れるって、NHKてばやればできるじゃん。
ラストの“浜松屋店先の場”*1では「音羽屋っ！」って声かけちゃった。松也君の弁天小僧なんてそうそう観れないもん。もっと観たかったなあ。
