NHK総合 『ちかえもん』#3 “放蕩息子徳兵衛(あほぼんとくべえ)” 20:00〜20:43

録画済。


昭和懐メロ替え歌シリーズ。第3回は〔学生街の喫茶店〕。次回何が来るのかが楽しみのひとつになっております。
そしてこちらも昭和の時代劇風赤穂浪士映画“『赤穂義士』 さく 近松門左衛門 かたり 竹本義太夫”て。メインテーマは大河ドラマ元禄繚乱』て。EDテロップ見たら茂山家一門て。アフレコ感バリバリとか紙の雪とかカラーなのにモノクロっぽいとか昭和風再現率高すぎるて。5分にも満たない劇中劇に注ぐNHKの情熱に拍手(笑)。おまけにコメディ。続き観たいぞ。
「できれば討ち入りなんぞしとうないと思てた者もきっとおった」
ああそうや。談志師匠が『赤めだか』で言うてたことや。
「討ち入りから逃げた赤穂浪士がいる。落語はそいつらが主役だ。落語は人間の業の肯定だ」
赤穂義士も平野屋の若旦那も、家に縛られて、義理に縛られて、のたうち回ってますのや」
あほぼんはあほぼんなりにな。
番頭はん(徳井優)はそこをわかってはるんやろな。
「若旦さん、今日の商いは楽しおましたか?」
「今日稼いだ銭で買うた。丁稚らに食わしたろ思て…」
「若旦さん……!」
忠右衛門(岸部一徳)は呆れながらも前言撤回で、店で手代(!)*1として働けと徳兵衛(小池徹平)に言う。
「わいとの不孝糖売りはどないなりまんねん?」
「手代が仕事の合間に何しようとわしの知ったこっちゃない」
ああ、業や。どうしようもない業や(涙)。
予告でちかえもん松尾スズキ)に「寺坂吉右衛門」言われてたんは九平次山崎銀之丞)だよね?。ええ展開やわ。

*1:ここで手代になるんか。そうか。