『横浜音祭り2016 青島広志presents オーケストラル・バレエ 踊りと語りで楽しむバレエ音楽コンサート』@横浜みなとみらいホール・大ホール(15:00〜) 1F-C3-17

ほぼセンターで3列目で却ってオペラグラス使えなかったよ(爆)。
クラシック音楽もバレエもナマはお初な門外漢超初心者ですが、『くるみ割り人形』は中学で創作ダンスの授業の時、さんざっぱら聴いてダンス考えたし、『白鳥の湖』は有吉京子先生の『SWAN』で勉強(?)したので、なんとか乗り切りました。他も有名な曲ばかりで知らないものがなかったし。要は寝なかったということです(大変失礼)。青島先生がテレビで拝見してる通りの、とっても楽しい方だったというのももちろんありますね。予測変換不可能(笑)。

指揮・お話:青島広志
ゲスト・朗読:山本耕史
管弦楽:シアター オーケストラ トーキョー
バレエ:Kバレエスクール小石川校・横浜校
企画構成:新井鴎子


−第1部−
ヤン・ヴァン・デル=ロースト:横浜音祭り序曲 Yokohama Festival Overture〜City of Rose(管弦楽編曲版)
【踊りと音楽によるバレエの名場面】
チャイコフスキー:『くるみ割り人形』より「フランス人形の踊り※」「ロシアの踊り」「中国人形の踊り※」
チャイコフスキー:『眠れる森の美女』よりワルツ
【オーケストラで聴いて楽しむバレエの名曲集】
プロコフィエフ:『ロミオとジュリエット』より「騎士たちの踊り」
ドリーブ:『コッペリア』より「マズルカ
ハチャトゥリアン:『ガイーヌ』より「剣の舞」
【華やかなウィンナワルツをバレエ付きで!】
J・シュトラウス:『こうもり』序曲※


−第2部−
山本耕史の朗読による「白鳥の湖」】
チャイコフスキー:音楽物語『白鳥の湖』 新井鷗子の音楽劇台本シリーズ『おはなしクラシック2』(アルテスパブリッシング刊)より
第2曲 「ワルツ」
第10曲「情景」
第11曲「王子とオデットの出会い※」
第13曲「四羽の白鳥の踊り※」「王子とオデットのパ・ダクシオン」
第22曲「ナポリの踊り※」
第28曲「情景」
第29曲「情景と終曲」
※バレエパフォーマンス付

最初の曲以外知ってる曲ばかりで、バレエの可愛いお嬢さん方が一生懸命踊ってるのを観て新体操をやってる姪っ子と重なり、結構楽しんでたら、『こうもり』の前に青島先生が耕史君を呼んでくださいまして、えっっっっ?聞いてないよ〜と皆さま思ったことでしょう(苦笑)。
「今日の皆さんのお目当てと思われます、山本耕史様〜」
様?様なの?あ、青島先生なら通常営業か。いやご家族連れも年配の方も多かったですけどね。
そして跪いて耕史君にご挨拶。耕史君ここでもヒロイン枠か(爆)。
この後のトークが青島先生独特で大変面白うございました。覚えてる限り書きたいと思います。(メモ取ってないっす/汗)
「あなた様は大変目が大きいのですけれど、生まれつきなのですか?。それとも俳優をやっているうちにそうなったのですか?」
「僕は生まれつきです。でもいい整形術ですね」
「皆さん目を大きくしたかったら俳優になりましょうね」
斬新。
「小さい頃から今の職業をなさっていたのですか?」
「子供の頃からモデルをしていました。芸歴は年齢と同じです」
「年齢はお聞きしないことにします」
先生そこ聞いていただきたかった。耕史君ファン以外の「え〜40歳?見えな〜い」的などよめきプリーズ(笑)。
「小さい頃のお仕事の記憶は有りますか?」
「2歳か3歳頃、スタッフさんに、パジャマを着てじっとして寝ていてねと言われて、照明が当たっていた記憶があります」
「今でもパジャマを着てCMおやりになるの?」
「はい、まあ依頼があればやります^_^;」
やはり青島先生は一味違う。
「こういったバレエ関係のお仕事はなさるのですか?あと踊られないのですか?」
「僕は踊りませんけど、バレエダンサーの友人はいます」
えっ誰?誰?。誰か知ってるひといません?。
真田丸に出演されていましたが、時代劇をやる時はどこかで訓練されるのですか?」
「所作や殺陣とか、着物のさばき方や小道具の扱い等を、その都度先生に聞いて覚えます」
この後面白い質問があったはずなんだけど、ちょっと記憶が(汗)。
「山本様はバレエダンサーのように立ち姿が美しいですね。バレエダンサーもあなたも、体のパーツが全部上に上がって付いているような気がしません?。引っ張ったら持ち上げられそう」
言いたいことがわかるようなわからないような(笑)。ちょっと耕史君も苦笑しつつ同意してた気が。
「本当に王子様のような山本耕史様、是非ジークフリートをやっていただきたいと思います」
「ええ、機会があれば是非…」
下記参照。
「第2部では、山本様がお話を朗読してくださり、お話に沿って演奏することになります」
「えっそんなこと話してもいいんですか?」
ネタバレ(でもないと思うけど)に戸惑い気味の耕史君(笑)。
こんな感じだったかなあ。もっと細々あったと思いますが、まあツイや他ブログで補完ください。
とにかくトークの主導権を取れない耕史君が新鮮でした(笑)。
衣裳は第1部が、タイシルクっぽいサファイアブルーっぽい青のスーツ・白い羽根付きシャツ・靴はスーツと同色系でスタッズ付き。スーツの袖からも白い羽根がふわふわ見えてました。『ROM』のモーツァルトのヅカ男役トップスター仕様のひらひら裾レースをふと思い出す。
第2部が、シルクサテンの織りの入った白いスーツ・黒いシャツとネクタイ*1・胸に黒い羽根のコサージュ・靴は多分白。白鳥黒鳥だよね。これ白鳥に化けた黒鳥なのか?。
髪は長浜バージョンの金髪でまるっと王子様。青島先生も「是非ジークフリートを」とおっしゃってたので、是非どなたか。あ、私たちにはKAATがあるじゃないか。白井さんがいるじゃないか。バレエが難しいならオペラにするとか。それなら『ローエングリン』をアレンジするとか、でも私はロットバルト的なのも耕史君で観たい。あかん、広がり過ぎて迷走中。バレエ及びオペラど素人が呟いてるので色々間違ってたらすいません。
耕史君はどこで朗読するのか席を探したら、なんと上からご降臨。舞台の上のパイプオルガンの下に階段上の観客席がありまして、そこの上手側を降りてきて、青島先生風に言うと、センターにお立ちになられました。
主要な部分の抜粋の朗読後に演奏。音響が良すぎて(?)声がちょっと響いてたのが残念だったけど、相変わらず低音のイケボで、短いながら説得力のある素敵な朗読でした。それぞれのシーンの“絵”が自然に浮かんでくるのよね。良い意味で埋没しなけれなばならない、画面の邪魔しちゃいけないナレーションも巧いのに、その逆もまあ巧いこと。動きが全くなく、語りとして冷静に進めつつ、劇の要素も入れる“読み聞かせ”って難しいんですけどねえ。「オデット、待って!オデット!」ってあんな声で言われたら待つよ。ソッコー取って返すよ(爆)。
白鳥の湖』の終わり方はハッピーエンドとバッドエンドと二通りあるとのことで、今回はバッドエンド。
朗読の最後は「究極の愛は死をもって成就する」(うろ覚え)だったかと。
演奏が終わって、耕史君は一旦はけて、青島先生のバレエダンサーの方々が並んで、耕史君再び登場でセンターに立ち、青島先生に促され挨拶。
「こんなに贅沢な時間を昼間から過ごすことができて心が豊かになりました。良い気持ちで今日1日の残りを過ごせそうです」とかなんとか。
何故だか途中ちょっとグダってアワアワして、会場ウケてたんですけども、ついさっきまで天上の美声で空間を支配してたのに、なにこのくそカワイイもうすぐ40歳。といつものギャップ萌えいただきましたー。
そしてお辞儀をして耕史君退場。後は青島先生が締めて終わりかと思ったら、先生、耕史君を呼び戻す(笑)。
先生が呼びかけ続け(会場再びウケる)、耕史君再々登場しても一回お辞儀して退場。バレエダンサーの方々も退場。
その後、やっと(苦笑)青島先生が最後に挨拶して締められました。
観て聴いてるこちらも贅沢な時間を過ごさせていただきましたね。
青島先生はテレビでしか拝見してませんでしたが、想像通りというか、想像の斜め上をいく楽しさ(笑)。でも楽しい面白いだけではなく、丁寧でわかりやすいお話から、先生の音楽を愛する気持ちがびしばし伝わってきましたよ。機会があればまた拝見拝聴したいと思います。


最後に、当日ご一緒させていただいた皆様、ありがとうございました。


追記 11/5 16:58

https://twitter.com/rurikoko_36/status/792308830717698048
あのね、これを私は何度も言ってるのだが、山本耕史めっちゃ外脚じゃないですか...?歩く時すごいアンドゥオールされてるもの。バレエやりなよ...脚綺麗だし筋肉ついてるし向いてるよ...?って言いたくなるクラシックバレエ歴もうすぐ16年です(笑)

ぼうろ @jibubouro
バレエの方もあなたも体のパーツがみんな上に付いてるとかひっぱったら持ち上げられそうとか面白い褒め方してた(笑) 青島さんいいねー

*1:ネクタイは光の当たり具合によってはディープグリーンにも見えたんだけども。