作：中島かずき
演出：いのうえひでのり
出演：小栗旬／山本耕史／成河／りょう／青木崇高／清野菜名／近藤芳正／古田新太／河野まさと／逆木圭一郎／村木よし子／礒野慎吾／吉田メタル／保坂エマ／武田浩二／他
同行のオットは『五右衛門vs轟天』以来、2年ぶりの新感線。楽しかったとはゆうてましたが、「小栗旬の息遣いがリアルなのと作ったのとで、作った方が耳障りやった」と。こまけえんだよ。あと、耕史君の天魔王を観てみたかったとな。
それ言うんだったら言っとこ。新感線で『魔界転生』の天草四郎な。映画（81年の深作版）『魔界転生』の殺陣の見せ所は、十兵衛（千葉真一）と但馬守（若山富三郎）に全てもってかれてるので、その辺はなんとかしていただいて（爆）。ただ、中島かずき先生が4年前のトークショーで「今のところ原作モノに興味ない」って言ってるけども。→http://gxcblog.exblog.jp/18693801/
BGMがアレですけど動画あったわ。
もひとつ、何回も言ってるけど今回の舞台観て更に妄想増し増しの名古屋山三。わかるひとにはわかる。
それにつけても、殺陣陣に川原さんがいないのがなあ。アカだったかアオだったか忘れたけど半蔵だったのになあ。まあ耕史君とのサシでの殺陣を観たかったわけです。いや武田さんの半蔵はもちろん十分なんですよ。殺陣陣の中でひとりスピードの次元が違うし。プラス川原さんがいたらなということで。
白蘭のとこで刀以外の長物もイケることがわかりました。新感線ありがとう。お蘭が、槍の名手・三左衛門可成の息子にして、同じく名手・森武蔵（長可）*1の弟ってのすっごい納得できるわー。殺陣の中ではあそこが一番好きですね。あれくらいの長さの槍って殺陣でも扱うのが難しいらしいけど、見事なスピードとバランスで、風を生み羽織を翻し髪を靡かせてて。あと、水蘭で一瞬刀を背中に回して敵の攻撃防ぐとこ。
あ、『殺陣 田村』観たいな。何年か前の俳優祭バージョンで。『浪人街』も。舞台版でたか子嬢出てたやつね（爆）。90年の映画版でも可。
忘れてた。『赤穂城断絶』の不破数右衛門 (千葉真一) と小林平八郎 (渡瀬恒彦) の一騎討ちの。決して綺麗な殺陣ではないけども。
