録画済。
あわや『菅原伝授手習鑑』か『熊谷陣屋』か『盛綱陣屋』か。
疱瘡を患っていた見知らぬ子供の首を掻き抱き、涙しながらも静かに経を唱える直虎(柴咲コウ)。
この子のために。地獄へ赴く政次(高橋一生)のために。
関口(矢島健一)はもしかしたらニセ首だと気づいていたのかもしれないな。
・村にはいざとなれば犠牲とされる人がいる
— わた@新呉鎮ちほー (@them_isto_cres) 2017年8月6日
・人は買える
前半で何気なく挿入されたシーンがみんなここで活きてきてる。 #おんな城主直虎
#おんな城主直虎 #虎絵
— こんでん (@hiroju55) 2017年8月6日
虎松の代わりに首桶に入っていた疱瘡(天然痘)の子どもの首
疱瘡について知れば、関口が動揺した意味、女性の直虎が首を抱いた意味が分かる気がします… pic.twitter.com/gomwgswFjZ
ここの龍雲丸の台詞、殺された子も嬉しかったという言葉の中に、人身売買、病人の遺棄が普通であった中世の営みを現代的価値観から一方的に批判したり悲惨さを強調したりせず、当時の人々の価値観に寄り添って描かれた、素晴らしい脚本だと思うのですよ。 #おんな城主直虎
— まとめ管理人 (@1059kanri) 2017年8月6日
疱瘡(天然痘)は奈良時代から近世に至るまで、一番恐ろしい伝染病で、蔓延を防ぐために放棄するのが当たり前だった。重症そうな痩せた子供を『買った』というのは、病児を棄てられなかった親…がいるということで、それを踏まえて龍雲丸の言う、子の側の喜びがある #おんな城主直虎
— りおん (@Rionn_unosarara) 2017年8月6日
「俺“だけ”が行く」ってことでしょうね。小野家の家臣達は政次がどういう立場で本来なにを守ろうとしていてこんな嘘を今川へついているか知ってるのね。それでも虎松のかわりにしらない子を犠牲にした事に怯え、そんな家臣に「地獄へは俺がいく」って主がいってくれるわけで。
— ヒガキ(chiyo)17 (@yukohigaki) 2017年8月6日
私が家臣なら惚れ直すわよ。
#おんな城主直虎
あと、この身代わりを探したのは龍雲丸(柳楽優弥)かなとも思ったり。依頼者はもちろん政次。政次のことだから、徳政実施の日を方久(ムロツヨシ)に訊いて、今川から「虎松の首を」と言われるのを予想して*1、すぐに動いたか。でなきゃ、関口にあんな顔できないよ。そして、虎松がいない龍潭寺に虎松を探しに行き、直虎たちに状況を知らせ、首実検の賭けに出る。
政次の傍らにいた小野の家臣らしき人物。井伊家の面々とは違い、瞑目し頭を垂れる。主人を想い井伊の殿を想い身代わり首の子を想って………。
#おんな城主直虎 今日の展開で、何で前半に念入りに一回割いて検地やったのか改めて得心。政次の反乱で初めて隠れ里が出て来ると、唐突感否めないから。ちゃんと隠れ先と安全の目処があっての政次の芝居だっていう。
— かな ドラマ鑑賞アカ (@kanadorama) 2017年8月6日
#おんな城主直虎 漠然とエキストラとして人が戦で沢山死んでいく表現より「関口殺して家を復興する」といった名指しの殺意とか、個として1人の幼子が金で買われて殺される方が相当強烈だと思う。そういう剥き出しの死生観が前提にあって未来の大将たる虎松の命を死守したい切実さが際立つという。
— かな ドラマ鑑賞アカ (@kanadorama) 2017年8月6日
誰だよスイーツ大河とか言ったやつ。モンブランと見せかけた辛子だし、抹茶クリームと見せかけたわさびだし、チョコレートかと見せかけた泥団子だってここまでの回で薄っすら感じてたけどさあ。
— ゆずず (@yuzu0905) 2017年8月6日
おはぎの中になんだこの苦いの!!!
なんだこの地獄の味!!!
#おんな城主直虎
直虎「政次は実は井伊の味方」
— わた@新呉鎮ちほー (@them_isto_cres) 2017年8月6日
六左「知ってた」
高瀬「知ってた」
虎松「知ってた」
直虎ママ「知ってた」
視聴者「知ってた」
之の字「えっ」 #おんな城主直虎
みんなが政次の心を知っていた。嬉しいことなのに哀しい。直虎以下、知らなかった方が良かったのかもしれない。私たちはこれからのことを知っているから。政次と囲碁を介して心を通わせていたのは、おとわだけじゃなかった!井伊の次世代もだった!こういうのたまらん。 #おんな城主直虎
— ぬえ (@yosinotennin) 2017年8月6日
ケツ山クラスタの各々方、生きて。
— ゆずず (@yuzu0905) 2017年8月6日
#おんな城主直虎 pic.twitter.com/5FoK3WBkHH
「まだお早い」の顔良かったなあ。負けず嫌いの虎松を実力公使で黙らせ、皆の前で失禁までさせてプライドをベッキベキにへし折っても、『できぬ』『敵わぬ』ではなく『まだお早い(=お強く成長なさった暁には思う存分暴れましょうな!)』と言ってくれる傑山さんマジ傑山さん #おんな城主直虎
— ももンが (@arumajiki10dai) 2017年8月6日
からの
「虎松様、必ずや城を取り戻しお迎えにあがります。ですからどうか我らのためにお隠れくださいませ」
「こんな…こんな大将でよいのか?」
からの
「鎖帷子を、鎖帷子をお貸しくだされ!奥山六左衛門、歩く盾となりまする!」
泣くしかないじゃないか。
でも直之(矢本悠馬)巧い。ここで武芸の苦手な六左(田中美央)に戦って守れと言っても酷な話で、「盾になれ」と。それなら六左は喜んで弁慶になる。自分ができることをする。大将を逃がしてこそ。大将は逃げて生きてこそ。
「掛けがえのない友をかたじけのうございます」
亥之助(荒井雄斗)は伯父の遺志を継ぎ“友”を守ってゆく。
心君はこれで退場なのかしら。最初の頃、大人げない巷の声は「またこいつかよ」でしたけど、この子はホントに巧いんだよ。巧いからひっぱりだこなんだよ。心君が虎松で良かったと、今回とみに思いました。