衝撃の当麻（戸田恵梨香）の左手。切断された手首に光る婚約指輪……。
「私たち刑事が守るべきものは他人の幸せです」
誰も死なないでほしい。当麻も瀬文（加瀬亮）も、もちろん野々村係長（竜雷太）も。
「瀬文君、頼むよ」
「瀬文君を頼んだよ」
私たちは係長が大事な部下を失っているのを知っている。
「若造、そのへんにしとけ。この事件はミショウでケリをつける。貴様らとっとと出て行け」
私たちは係長がこういうひとだということを知っている。
「閉ざし続けてきたパンドラの匣を遂に開けるのか」*1
そして係長は何を知っているんだろう。
1つの謎が解けたと思ったらまた次の疑問符。先が全く見えません。でも俄然面白くなってきました。
里中（大森南朋）と瀬文の対決シーンがものすごく良かった。香港映画のアクションのよう。アクションだけじゃなく2人の熱演もね。
