NHK総合 『ブラタモリ』 第3シリーズ 江戸の運河 後編 22:00〜22:48

江戸は水の都。町には運河が張り巡らされ、荷物を運ぶ船がにぎやかに行き交っていました。前回の放送では、徳川家康が作った物流の大動脈・小名木川を水上探索し、都会に残る「江戸の運河」のヒミツに迫りました。後編は、ひきつづき江戸の運河がどのように東京に受け継がれたのか追跡します。
まず訪ねたのは、東京都江東区にある富岡八幡宮。江戸時代には運河に囲まれ湖に浮かんだ様に見えたといいます。運河の町ならではの不思議な神社をブラリ。神社の境内に大切に祀られている狛犬や、重さ200キロのナゾの巨石にも驚くべき秘密が隠されていました!。さらには佐賀の港と形が似ている!?という江東区佐賀を探索。かつては運河に木材を貯蔵したり、運河沿いに蔵がならんでいたという街並みには、いまなお企業の倉庫がズラリ!。物流の街の伝統が健在です。
古地図を手に運河をたどるタモリさんは、すでに埋められた場所も丹念に探索。隅田川の近くで見つけた運河の痕跡とその意外なヒミツに大興奮!。さらに運河の跡地に建てられた現代物流の巨大施設を発見することに・・・!。物流の主役は、時代とともに水運から鉄道へ、そしてトラックへと変遷してゆきます。東京湾岸で大手物流会社が軒を連ねる江東区新砂地区は現代物流の最前線。今回は日本一の規模を誇る巨大郵便局を特別取材!。1日に3千便のトラックが出入りし、およそ2千万通の郵便物と40万個の小包を仕分けるというスピードが命の現場で働く作業員の皆さんの驚きの荷捌きのテクニックとは?。
江戸から現代まで、物資を運び人々の暮らしを支えてきた「物流の街」のダイナミックな変遷をたどります。

NHK 番組HPより