NHKBSプレミアム 『薄桜記』#3 “口封じ” 20:00〜20:45

録画済。

恋の至極は忍恋と見立て申し候。逢ひてからは、恋の長けが低し。一生忍びて思ひ死にするこそ、恋の本意なれ。

前回ちょっと出しした“忍ぶ恋”。まあ『葉隠』ですからもちろんそっちの意味も含んではいますが(爆)、単純に主従のあり方として“奉公”とはいかなるものかということです。相手に自分の恋心を悟らせず、負担を感じさせないのが究極の恋。これを主従に言い換えれば、主君に奉公を悟られないことがその真髄で、私欲を捨てることで“奉公”が成り立つわけです。そしてその“奉公”は、自分が主君の恩情から遠いところにある時にこそ発揮されねばならない。
この度の大事に自分がどうすべきか……。典膳(山本耕史)は「お上の沙汰に従う」ことが最たる奉公だとしたのです。
死ぬことではなく、荷を負い生きていくことを正とした。
「わしが妻を娶ることは二度とない。丹下典膳の妻はこの世にたった一人だ」
千春(柴本幸)の肩に手を回した典膳の目じりがうっすら滲んでいたよ(涙)。
と、ここまですっげー良かったのにしーみーずーーーー!!!。
月は白く朧に浮かんでりゃいいのよ。赤く斬れんでもええっちゅうに(怒)。
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7/28 11:15追記
今朝、友から連絡がありまして、昨日の演出はもうひとりの方の榎戸だそうな。
えーのーきーどーーーー!!!。弟子か?弟子なのか!?。それとも試写観た清水が「ここはCGに決まってんだろー」とかのたまいやがったんか!?。小さな親切大きなお世話だよまったく。うん、あそこだけ超違和感だったからおそらく清水の横槍だな。


余話。猫どの(違)はもう出てこないのかしら。