録画済。
玉栄、玉栄！。なんと激しい……！。
若紫ちゃんに合掌（涙）。武士の意地を見せた角南（戸次重幸）にも合掌。
そしてなんと哀しい家光（多部未華子）。いまだ正気であることがおかしいと思うほどの激しく苦しい人生。それでも、賢く気高く美しく………彼女こそ真の徳川幕府三代将軍・徳川家光なのかもしれません。一方の有功（堺雅人）も、常人であれば狂っていたかもしれない境遇にある身。彼もまた賢く優しく愛深く。家光に静かに寄り添い、誰も知らなかった家光を見つける。
狂宴の後、有功が家光の肩に綺麗な色の小袖を掛け、髷を解き髪を下ろし、女性には不要の腰間の刀を外す。将軍がただの恋する少女に戻る儀式にしてはあまりにも艶めかしく、直接的な表現は何もないのに、絶妙な色気が漂って……。それを少し和らげたのは家光の号泣。ちょい貰い泣き（涙）。近年稀にみる素敵なラブシーンでございました。
いやもう多部ちゃん凄いわ。ワンコとかしのぶセンセとかやってる場合じゃないよ（いやワンコは観たいけど）。堺雅人を相手に一歩もひけをとらない名演技。これからもますます楽しみな女優さんですよ。堺さんはもう鉄板の安定感。家光が少女に戻る儀式は、有功が男になる儀式でもあったわけですよ、意識的にね。上にも書いたけど、直接的エロ表現（爆）皆無で、家光のために、すうっと薄物一枚剥いだような滑らかさで男になる様の巧さったらもう堺さんてば（拍手）。特に、後ろからあすなろ抱きに近い状態で、家光の肩にかけた小袖の前を合わせるとこの顔の持っていき方に激萌えですわ。堺さんの今までのラブシーンって、色気がイマイチだった気がするんだけど、今回大解放。何があった堺雅人（笑）。
次回はなんと窪田君！。
