録画済。
はるか悠久の時を超え長い歴史を重ねてきた京の都…その中心で、ひときわ存在感を放つのが「京都御所」。人々に愛される「京都御苑」の中にあり、平安時代、この地に都が移されて以来、長きに渡り、移転、再建などを繰り返しながらも都の中心としての役割を果たしてきました。その中には、平安時代の雅な空気を伝える建物が立ち並び、その栄華を物語る貴重な品々が今に伝えられているのです。
そして、「御所」とは別に、天皇をはじめとする皇族の別荘が「離宮」と呼ばれる建物。その中でも良く知られるのが、都の西を流れる桂川のほとりに建つ「桂離宮」。江戸時代に生まれたこの風雅な建物には、当時の皇族が憧れた平安時代の趣と、訪れる人を今なお楽しませる遊び心が秘められていました。
「京都御所」と「桂離宮」…この二つの場所で感じられる都の雅とは…。
