録画済。
松也君のような立場の役者が、色々なことに挑戦していくのを快く思わないひとは多いんだろうなあ。歌舞伎の家だけじゃなく、養成所出身者だってね。でも今の歌舞伎界んなこと言ってる場合じゃねえだろと実際。まず客を呼ぶ。客を呼べる役者が育たないとね。亀ちゃん、もとい、猿之助も萬斎さんとの対談で「歌舞伎とかどうでもいい*1。まず客が入る舞台をやらないと」言ってたし。
新納君との『ハナガタミ』の稽古中（スズカツさん久々に見たわ）。
「現代劇のお前としてはいいと思うけど、歌舞伎役者としての個性は？。それわざと消してるの？」by田中傳次郎
「課題だね。あくまでね、歌舞伎役者尾上松也として出るってことが本来やっぱり一番だから」by藤間勘十郎
うん、これ難しいよねー。歌舞伎以外での舞台で歌舞伎役者として存在するってね。頑張れ松也君。
前述の通り猿之助は「歌舞伎とかどうでもいい」って言ってるけど、シェイクスピアでも現代劇でも、歌舞伎役者の強みを思いっきり利用してるその矛盾は素晴らしいと思います。
『三人吉三』を菊ちゃんが観に来てる情報を、若手に分け与える松也君（笑）。慄く鶴松君や新悟君がカワユス。鶴松君大きくなったなあ。
