演出:いのうえひでのり
音楽:THE WHO
訳詞:湯川れい子/右近健一
翻訳:薛 珠麗
振付:川崎悦子
出演:中川晃教/高岡早紀/パク・トンハ/右近健一/村木よし子/斉藤レイ/山崎ちか/ソムン・タク/ROLLY/他
大人の事情で訳詞を文字に出来ないくらいなら英語のままでもよかったんじゃなかろうか。訳詞の内容に「???」な部分も多かったし、歌詞も聞き取りにくかったし。アッキーの歌が少ないし(そこかい)。ただ、英語歌詞だと発音の問題もあるわけで………耕史君みたいにほぼひとり舞台なら無問題*1だろうけど*2出演者が多いとなかなかね難しいだろうね。
- アッキーの歌が消化不良。アッキーが下手とかじゃなく『OUR HOUSE』と同様、楽曲に問題あり。
- 『OUR HOUSE』は曲はともかくステージングがよかったんだよねー。ダンスシーンとかテンポのいい場面転換とか。
- 今回はLEDに誤魔化された感じ。LEDの表現内容がメタマクより数段レベルアップしててびっくりしたけど、使いすぎじゃない?。
- ピンボールがちゃちいし少ないよー。あれなら子供用のカラーボールいっぱい使ったほうがよかったって。あるいはすっごい大きい風船とか。
- 右近さんの怪演に拍手。ただ浮いてたけど(笑)。
- 歌はソムン・タクさんとローリーがめっちゃ良かったわ。
- ソムン・タクさんて韓国でイツァークだったのねー。うひょー。ちょっと観てみたい。歌が巧いのはもちろんのこと、高音の伸びが凄いし声量凄いしド迫力パワフルステージング。今回の楽曲の中では、演出も含めて彼女の〔The Acid Queen〕が一番見応え聴き応えありました。
- やっぱり、ローリーはギター弾いて飛んで跳ねて歌ってる姿が一番カッコイイよ。ギターがハリボテだったのが惜しい。
- カーテンコールが一番盛り上ったような………(汗)。ローリーがギターの〔Summer Time Blues〕を堪能。*3
- 会場は明らかに“ミュージカル派”と“ロック派”で真っ二つ。“ミュージカル派”の方々はちょいと戸惑い気味?ヘドと同じくロックのリズムに慣れてない感ありありで、オンビートで手拍子してたし。
- 舞台の内容以前に、日生では音の問題をとやかく言われてたけどドラマシティは全然大丈夫。結構前の方だったからかな。
- いのうえさんは絶対オリジナルがいいよ。今回は作品への想いが強すぎて空回りしてたもん。右近さんも同様に。