『若冲展〜釈迦三尊像と動植綵絵120年ぶりの再会〜』@相国寺承天閣美術館

開基足利義満公600年遠忌記念『若冲展 釈迦三尊像と動植綵絵120年ぶりの再会』大好評開催中
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ウチを朝6時に出て京都御苑の駐車場に着いたのが8時半頃で、付近を散策しつつ相国寺へ着いたのが9時頃。美術館前には既に100人ほどの行列が。9時半に繰上げ開場だったから、暑い中それほど待たなくても良かったのが幸い。美術館内で2時間程過ごし、出てきたら長蛇の列で80分待ち(汗)。
動植綵絵』は、去年、宮内庁三の丸尚蔵館が5期に分けて無料公開というどえらい太っ腹な展覧会をやってくれたんで、関東方面では全期観たひとも多いんだろうな。私はこれだけを観に5回も東京へ行くわけにもいかず、7/26にプライスコレクションと歌舞伎と抱き合わせで第4期のみ鑑賞。
↓参照↓(旧宅の当時の記事)
『プライスコレクション「若冲と江戸絵画」展』@東京国立博物館・7/26
『花鳥−愛でる心、彩る技<若冲を中心に>』@三の丸尚蔵館・7/26(追記あり)
正面中央に釈迦三尊像の3幅、左右に15幅ずつ計30幅の『動植綵絵』は、圧倒・圧巻・あっぱれ(何)。ガラスケースに収まってるのが実に窮屈そう。昔は、法会の間中、方丈や法堂に33幅が掛けられていたとのこと。今回もその状態で観たかったけど、諸事情でそりゃ到底無理ってもんで、観られただけでも良しとしないとね。
鹿苑寺の障壁画の数々が間近で観れたのも嬉しい。この中では『月夜芭蕉図床貼付』が好き。オットは「鳥を正面から描いてどないすんねん」と言いつつ(笑)小品の『芦雁図』が気に入った模様。
外も行列なら中も大混雑。でも、ガラスにへばりつき*1でじっくり堪能。久々に大満足の展覧会でした。

*1:混んでてもガラス前に行くコツがあるのよ。男性には無理だけど。