録画済。
「言い返せなかったのだ」
自由奔放自由闊達恐いもの知らずの清盛(松山ケンイチ)も一旦引くしかない、計り知れない頼長(山本耕史)の存在。怜悧冷厳冷徹冷然……そして冷笑。
ただ頼長の冷やかな感情の中にも、清盛の大きさをどこか認めてる雰囲気もちょいとあったかと。まさか、こいつ使えそうだから利用してやろうなんて思ってないでしょうね?。ふたりの目指すところは、“乱れ切った世の中を、朝廷を変える”。*1でも合い容れることのない水と油。徹底的にやっていただきたいわ。ぬるい展開要らん。ま、通憲(阿部サダヲ)の言葉を聞いての、頼長の無言のなんとも言えない冷たい流し目を見ると、そこは大丈夫なのかなとあわーい期待を。
そして堪能いたしました。悪左府頼長の諸々。筆舌に尽くしがたい(笑)。
白も黒も似合うわー。まろまゆでも崩れない端正な顔。さすが中井貴一をして「日本一まろが似合う」と言わしめた山本耕史でございます。初登場ですから何もかもがツボ。ひとつだけ挙げますと、清盛の「ちまちまと…」のあとの、ホンの一瞬の僅かな伏せ目からちょっと戻して、やはり僅かに奥に目線を移すとこ。あれ良いわー。スロー再生で何回も見てしまいました。あ、あと、自分ちに帰って、おとーさん(國村隼)が「頼長」って声かけるでしょう?。あの言い方で、頼長がかわゆくて仕方ないんだなあとすっごい実感しましてね。國村さん上手い。
粛清…もとい粛正についてすっごい好きな台詞がひとつ*2。
「私、シャア・アズナブルが粛正しようと言うのだ!」*3
これ頼長バージョンで聞いてみたいわ(莫迦)。
今回、鳥羽院(三上博史)出てだけど、頼長初登場に加え、崇徳天皇(井浦新)と義清(藤木直人)大接近で、さすがの鳥羽院の影も薄し。崇徳天皇てば取り次ぎすっ飛ばしてチョクで話すわ、義清寄ってこないもんだから御簾もすっ飛ばして自ら外出ちゃうわ、義清の手え握っちゃうわ、てか顔が近い!近いよ!。うわーもっとやってくれ(爆)*4。
忘れちゃならんのが家盛(大東駿介)。華々しくも妖しい色モノ(失礼)展開の中、ひっそりと身分違いの恋を終わらせておりました。あの笑顔が堪りませんな(涙)。
後日追記。今日は時間がない(汗)。