録画済。
OPの美人枠海原クレジットに“藤原頼長 山本耕史”がなくていとわびし。
六条判官源為義(小日向文世)ならびに平馬助忠正(豊原功補)に合掌。
そして彼らに連なり命を落とした人々に合掌。
さすがに“義朝幼少の弟悉く失はるる事”はやりませんでしたか。
戦国モノでは親殺し子殺し兄弟殺しのオンパレードで私的には慣れちゃってますが(汗)あれらは今回のような朝廷が下す刑罰ではありませんからね。
「我が屍を乗り越えよ」な回でした。
清盛(松山ケンイチ)は忠正の。義朝(玉木宏)は為義の。そして信西(阿部サダヲ)は頼長の。
真に乗り越えたのは、自ら刀を振るい首の重みを感じ迸る血潮を浴びた*1者なのでしょう。義朝がどれほど嘆き悲しもうとも、信西がなんと言おうとも。
目前の惨劇をじっと見つめる幼き頼朝。彼は何を思っていたのでしょうね。やがて彼も叔父や従兄弟、そして弟を亡きものにし、一族の屍の上に立つ。更に、頼朝を見ていたはずの鬼若(青木崇高)。後に仕える義経に、この時の兄の様子を話すことがあるのかもしれません。
もうちょい追記予定。
*1:画面ではそうなってませんが(汗)。