録画済。
世界無形文化遺産に登録された「和食：日本人の伝統的な食文化」。その礎を築いた京都の料理人たちの営みから、和食の神髄を描く。満開の桜を愛でながら食する京懐石、仕出し料理に込める夏のおもてなし、「だし」へのこだわりに見いだす味へのあくなき探究心。女優の松下奈緒さんとともに、京都の四季の絶景と季節の料理を堪能する一年。華やかな京料理の世界で日本の正月を彩り、和食の「心」「技」「美」に迫る。
【出演】松下奈緒／村田吉弘／高橋拓児／中村元計／高橋英一／杉本節子／熊倉功夫／奥井隆 【語り】内藤啓史／岩槻里子NHK 番組HPより“瓢亭”の15代目は順調に修行が進んでいるようで何よりです。
ずいぶん前に*1ハイビジョン特集で『受け継ぐ〜京都 老舗料亭の代替わり〜』という番組の再放送を観ました。“瓢亭”を中心に、京都の老舗料亭がどのようにして次代へ味を継いでいくのかというドキュメンタリー。京都の老舗料亭は狭い世界で、それぞれの当代は古い友人でありライバルであり。“菊乃井”の当代・村田さんが、朝ひょいっと原付で“瓢亭”に来て、厨房で味見してひとことふたこと14代と話して、ひょいっと帰ってく。他にも跡継ぎ集めて勉強会開いたりで、ちょっと吃驚しました。「ウチはウチの味どすからなあ」とか言って一子相伝門外不出みたいなイメージがあったもんだから（汗）。
切磋琢磨ですね。ライバルがいてこその客商売。数百年（瓢亭は400年）同じことを続けているわけではなく、続いてきた伝統を基礎に、時代時代に合った味や当主のカラーを出した味を作り出すのに試行錯誤の繰り返しなのだそうです。歌舞伎も同じだね。絶対的伝統があり、そこへ少しずつ新しい風が入れてチャレンジしていってるからこそ、愛され続けているのかなと。
にしても、夜中に録画観たもんだからとんだ飯テロ。いや眼福でございました。
http://kikunoi.jp/
http://www.kinobu.co.jp/top_f.html
http://hyotei.co.jp/
http://www.kyoryori-nakamura.com/*1:ブログ内で調べたら2007/3/27だった。
