清水玲子 『秘密 season 0』4巻

可視光線」て80年代の山本達彦安部恭弘の曲のようなタイトルですが、そんなシティポップ系の爽やかさの欠片もない、罪深く哀しい運命に抗い耐え続ける親子の物語。
映画はWOWOWとかで観ます(爆)。ビジュアル的に斗真君は無問題。岡田君は漫画の青木より美形すぎるわ(笑)。昔は、漫画とか小説の実写化の難点として、ビジュアルの問題が大きかったけど、今や逆転現象。
映画ついででここで書いとこ。
司馬さんの『関ヶ原』が映画化ということで、あの上下二段組754ページ(新潮社ハードカバー)をどうやって2時間程に纏めるつもりなんだろ。昔ドラマ化された時も何回かに分けてなかったっけ?。この原作の家康、『真田丸』の正信(近藤正臣)以上に狸オヤジで、その正信はこの家康に拍車をかけて老獪極まりない。で、役所さんはてっきり左近かと思ったら、家康で吃驚だ。こういう敵役ができないとかやらないとかということじゃないよ。原作でほぼ主役(三成ごめん)の左近じゃなかったもんだからさ。だから左近のキャスティングでこの映画の方向性が決まると思う。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160810-00000043-nksports-ent
みんな言ってるけど、この記者絶対『真田丸』観てねえだろ。観てたとして三成(山本耕史)が「木で鼻をくくったような悪役キャラ」と感じたなら人間やめたほうがいいな。
あ、書くの忘れてた。『真田丸』の左近はイメージぴったりで嬉しい。出番少なさそうだけど(汗)。